落合モトキ&あのがのめり込むARアプリの世界 映画『鯨の骨』特別映像&場面写真公開
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落合モトキとあのがダブル主演する映画『鯨の骨』より、ARアプリ「ミミ」にハマる落合とあのを捉えた特別映像&新場写真が解禁された。
【動画】ARアプリ「ミミ」にハマる落合モトキとあの 『鯨の骨』特別映像
本作は、『ドライブ・マイ・カー』『ガンニバル』の脚本を手掛けた大江崇允の監督作。「AR(拡張現実)」を題材にリアルとバーチャルが混濁する世界を描く、サスペンスフルで新感覚な意欲作だ。
結婚間近だった恋人と破局した不眠症の間宮は、マッチングアプリで唯一返信をくれた女子高生と会うが、女子高生は間宮のアパートで自殺してしまう。うろたえて山中に埋めようとするも、気がつけば死体は消えていた。
間宮はARアプリ「ミミ」の中で、死んだ女子高生とうり2つの少女“明日香”を発見。彼女の痕跡を追いかけるうちに、現実と幻想の境界が曖昧になっていく。いったい“明日香”とは何者なのか?
ARアプリ「ミミ」にはまり込んでいくサラリーマン・間宮を演じたのは、『桐島、部活やめるってよ』『素敵なダイナマイトスキャンダル』の落合モトキ。子役からの長いキャリアを持つ実力派が、無気力とナイーブの狭間を漂う主人公を好演した。
そして間宮のみならず、孤独なひとびとを引き寄せる“明日香”役には、強烈な個性で注目を集めるミュージシャン、あの。“あの”という存在が象徴している今の時代の空気が、みごとに役に生かされている。
今回、ARアプリ「ミミ」にハマる落合&あの特別映像が解禁された。「王様の耳はロバの耳」(通称ミミ)というARアプリにハマる若者たちは、謎の青いビニールの衣装を着て、夜の街をさまよっている。誰かが「ミミ」を使って映像を投稿すると、ユーザーはその映像を撮影された場所でだけ再生できる。若者たちは「ミミ」に投稿するための映像を夜な夜な撮影している。
そんな「ミミ」ユーザーたちのカリスマ、“明日香”は、街のあちこちで自分の映像を投稿しており、“謎の美少女”として熱狂的な多くのファンを得ていた。ファンたちは街を徘徊しながら、“明日香”の痕跡を見つけることに夢中になっていた。
結婚間近だった恋人と破局して不眠症となった間宮もまた、AR「ミミ」の世界でときに寂しく、ときに優しく、場所ごとにガラリと印象を変える“明日香”に魅了されていく…。寂しげな表情を見せる“明日香”もまた、誰かに見つけ出して欲しいのかもしれない。
併せて新場面写真6点も解禁された。ARアプリ「ミミ」の世界に無数に存在する複数の“明日香たち”(あの)と、“明日香”にのめりこみ、現実と幻想の境界が曖昧になっていく間宮(落合)を捉えたカットとなる。
映画『鯨の骨』は、10月13日より全国公開。