NHK民放6局がスペシャル番組で連動 各局アナがNHKに集結「まさかこんな日が来るとは」
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NHKと民放キー局の6局が連動して放送する環境スペシャル番組『1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために』の共同記者会見が10日、東京・NHK放送センターにて開催。NHKの高瀬耕造アナウンサー、日本テレビの鈴江奈々アナウンサー、テレビ朝日の山口豊アナウンサー、TBSの日比麻音子アナウンサー、テレビ東京の松丸友紀アナウンサー、フジテレビの安宅晃樹アナウンサーが出席し、日比アナは「まさかこんな日が来るとは」と感動を口にした。
【写真】TBS・日比麻音子アナ、大学時代以来のNHK訪問に感激
同番組は、国連SDGメディア・コンパクトの加盟社が展開する、メディアの垣根を超えたキャンペーン「1.5℃の約束 - いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」の旗印として、NHKと民放キー局が6局連動で協力して制作。2022年に引き続き2回目となる今回は、6局のアナウンサーが気候危機を伝え、脱炭素社会に向けて社会を動かすために、今何ができるのかを本音で語り合う。
松丸アナは「息子につい先日『もう地球には住めなくなっちゃうの』と聞かれた時に、ハッとさせられて。メディアとして何ができるのかなということをずっと考えてきまして、今日この場で皆さんとそのことを話し合うことができて、大変機会な貴重でした」としみじみ。
また、本キャンペーンに伴い、6局が共同制作した動画が紹介されると、鈴江アナは「普段、別々の画面で仕事をしている6局のアナウンサーたちが一つの画面にいるという違和感を意識して撮影に臨みました」と口にし、「その違和感が『今それを行動に移さなきゃいけないんだ』という気付きになってほしいという思いを込めました」と語った。
高瀬アナは、2時間を超える同番組の収録を終えた感想を聞かれ「去年は初めての試みで様子をうかがう時間というのがあったんですけれども、今日は最初からかなり熱量高く皆さんと話すことができました。鈴江さん、山口さん、松丸さんに関しては2回目ということもあって、ずっと同僚だったかのような、違う局のアナウンサーさんという感じが全然しなかった」と回答。
さらに、大学生の頃にNHKに来たことがあるという日比アナは「TBSに内定したその日から、二度とNHKに入れないだろうと思っておりましたので、まさかこんな日が来るとはと大変光栄に思っております」「『この日が来るんだな』と全身が震えた日を一生忘れません」と他局に訪れた感動を口にしていた。
スペシャル番組『1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために』は、NHK総合にて9月24日10時5分放送。