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ドラマスペシャル『友情』、本木雅弘&滝藤賢一の妻役で石田ゆり子&吉瀬美智子が出演!

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<コメント全文>

■石田ゆり子(平尾惠子役)

 藤田明二監督とは20代の頃にご一緒して以来、本木さんともそれと同じくらい久しぶりにお会いできたので、この作品に参加できて幸せだなぁと思いながら撮影に臨んでいました。でも、今回は重たい内容ですし、ノンフィクションなので私が演じる平尾惠子さんももちろん実際にいらっしゃる…そういう緊張感と責任感を常に背負っていた気がします。そして、ずっと“神戸製鋼の平尾誠二さんって素敵だな”と思いながら拝見していたので、妻の惠子さんを演じることへのプレッシャーも相当なものでした。

 さっきうかがったら本木さんは短い撮影期間に10kg痩せたらしいんです。本当に日に日に細くなっていくので、正直心配になるくらいだったんですが、それより何より、驚くくらい平尾さんに似てらっしゃるんですよね。でもそれは本木さんの“演じる”という意味でのプロ意識で…。仕草や言葉の発し方、関西弁のイントネーションはもちろん、平尾さんのVTRをご覧になって「こういうことを言われるんじゃないか」「こういうことは言わないんじゃないか」と、いつも研究されていて、本当に頭が下がりました。

 どのシーンも忘れがたいのですが、美しい夕景の中、本木さんと私が夕焼けに向かって祈るように佇むというシーンが特に印象に残っています。その時、本木さんが惠子さんからお借りした平尾さんの上着を着てらっしゃったんです。「誰にもわからないかもしれないけど、特別なシーンだけ、僕はこれを着る」とおっしゃっていた本木さんの言葉は、胸にくるものがありました。

■吉瀬美智子(山中知佳役)

 この作品に参加するにあたって、実はプレッシャーを感じていたんです。でも、無事にクランクアップを迎えられて、本当にホッとしています。

 最初の方のバーベキューのシーンは、皆さんと集まって楽しく笑いながら撮影できましたし、山中教授がノーベル賞を受賞したシーンの撮影も楽しかったです。その後は、辛いシーンが増えていくんですが、中でも印象に残っているのは、平尾誠二さんが病室で意識朦朧となっている中、お母さんが駆けつけたシーンです。私も現実とリンクしているような感覚になって、本当に印象深いシーンでした。

 知佳さんを演じるうえで、難しかったのは関西弁です。自分が思っている関西弁と本当の関西弁はやっぱり違うんですよね。今回は標準語も混ぜていただいたんですが、練習し過ぎて標準語までおかしくなってしまったり…(笑)。毎回、直前まで指導の先生と練習して、撮影に臨みました。

 私は、平尾さんと山中教授にこういう歴史があったということを知らなかったので、今回の撮影を通して、改めて“友情”っていいなと思いました。惠子さんと知佳さんの女性同士の友情も温かくて…本当にたくさんの方に知っていただきたいですね。そして、病気と向き合う平尾さんの前向きな考え方や、たくましい生き方を知って、自分自身も強くありたいなと思いました。

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