ジャニーズ事務所、17日付けで「スマイルアップ」に変更 タレントマネジメントから撤退
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創業者、ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題をめぐりジャニーズ事務所が2日に会見を開き、社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更することを発表。さらに、今後はタレントマネジメントから撤退し、性加害被害者への補償に専念することを発表した。
【写真】会見に出席したジャニーズ新社長・東山紀之
前回の会見で同事務所は、藤島ジュリー景子氏が社長を辞任し、東山が新社長に就任すること、そして年内で表舞台での活動を終了することを発表。また、藤島氏は代表取締役にとどまり、被害者への補償を行うとしていた。会見では社名を存続する方向で検討しているとしていたが、その後、公式サイトの方で社名について変更を検討している、としていた。
東山紀之新社長は会見で、社名を10月17日付けで「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更すること。さらに今後はタレントマネジメント、育成からは撤退し、今後は被害者への補償のみを行うこと、全被害者への補償が完了次第、廃業すると明言した。社名変更後の会社については引き続き、東山社長を務めるとのことだ。
さらに、希望するタレント個人やグループが、個別にエージェント契約を結ぶという新会社の設立を発表し、こちらの社名についてはファンから公募するとした。