真木よう子、井浦新、リリー・フランキーらキャスト陣が想いを語る！ 映画『アンダーカレント』メッセージ動画到着
映画
関連 :
真木よう子が主演する映画『アンダーカレント』より、真木、井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、江口のりこらキャスト陣が本作への想いを語るメッセージ動画が解禁された。
【動画】真木よう子、井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、江口のりこが語る！ 映画『アンダーカレント』メッセージ動画
豊田徹也による同名の長編漫画を実写映画化した本作は、心の奥底に閉じ込めた気持ちを大切に描く、自分自身ととことん向きあうヒューマンドラマ。
突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえを真木よう子、夫が失踪したかなえの前に「働きたい」と現れる謎の男・堀を井浦新、失踪したかなえの夫の行方を期間限定で探すことになる探偵・山崎をリリー・フランキー、突然失踪したかなえの夫・悟を永山瑛太、かなえと悟の同級生でかなえに探偵・山崎を紹介する菅野を江口のりこが演じる。監督は、『愛がなんだ』『ちひろさん』などを手がけた今泉力哉。音楽を細野晴臣が担当する。
明日10月6日の公開を前に、主演の真木と、共演の井浦、リリー・フランキー、永山、江口の5人が、映画『アンダーカレント』の魅力などを語った特別動画を解禁。
もともと原作のファンだという真木は「国境を超えて愛されている漫画という意味がすごくわかる」とうなずき、 映画については「近くにいる人のことを本当にわかっているのかと問いかけられているような、家族であれ恋人であれ、子どもであれ親であれ、わかっているのかって、いろんな感情が出てくるんですよね」と評している。
井浦は「熱い、激しい映画だなと思いました。一人ひとりの芝居が強烈で、芝居を観るのが楽しくて、オリジナルの人たちが集まっている。そこが魅力に感じる」と称賛。そして「僕らがやるのは、敬意をもって、人間の機微や表に出せない、伝えることができない、自分の内側の部分を表現することができるかどうか」と役者魂をにじませ、「景色や話し口調とは裏腹に、心の中の動きというか回転というのは速くて、小さな小さな町の片隅の物語ですけれど、ちゃんと命の煌めきを感じずにはいられない」と語った。
永山は「すごく好きな映画。映画という虚構の世界の中だけど、人それぞれの生き方とか、内面で何が起こっているのかは計り知れないし、それを知る必要があるのかなって考えさせられました。何が起きてたのかをわからなくても、ちゃんと感じられる映画になったと思いましたね」と映画の完成度に自信を見せた。
リリーは「みんなオフビートな芝居をしっかりしていて見ごたえがある。けっして娯楽映画ではないし、あまりプラスの話がない映画の中なのに、穏やかな気持ちになれる」とコメント。さらに「この映画をやろうか迷っていた細野さんに『やったほうがいいんじゃないですかね』とすすめました」とファインプレーを明かしている。
江口は「重たい感じに映りそうなところを軽く見せられる唯一の役どころ」と自身の役柄を分析し、「人を知りたい、知ろうとする人だったら、誰もが経験したことがある気持ちが映画の中に入ってる」と語る。そして最後は真木が、これから映画を観る人々に向けて「答えがなくてもいいから、言葉にしなくてもいいから、大切な人をちょっとでも思い出してもらえたら」とメッセージを贈っている。
映画『アンダーカレント』は、10月6日より全国公開。
