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真木よう子主演『アンダーカレント』、映画の世界観に没入できるSPポスター6種解禁 宮沢氷魚らの絶賛コメント到着

映画

 真木よう子が主演する映画『アンダーカレント』より、映画の世界観に没入できるスペシャルポスター6種が解禁。併せて、宮沢氷魚ら著名人が本作に寄せた絶賛コメントも到着した。

【写真】映画の世界観に没入体験! 『アンダーカレント』スペシャルポスター6種

 豊田徹也による同名の長編漫画を実写映画化した本作は、心の奥底に閉じ込めた気持ちを大切に描く、自分自身ととことん向きあうヒューマンドラマ。

 突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえを真木よう子、夫が失踪したかなえの前に「働きたい」と現れる謎の男・堀を井浦新、失踪したかなえの夫の行方を期間限定で探すことになる探偵・山崎をリリー・フランキー、突然失踪したかなえの夫・悟を永山瑛太、かなえと悟の同級生でかなえに探偵・山崎を紹介する菅野を江口のりこが演じる。監督は、『愛がなんだ』『ちひろさん』などを手がけた今泉力哉。音楽を細野晴臣が担当する。

 今回解禁されたスペシャルポスター6種は、情感あふれるさまざまなシーンが切り取られたもの。それぞれに“誰しも、人には言えない大切な<嘘>を秘めている。”“人をわかるって、どういうことですか?”“生きるための嘘は、罪ですか?”“それでも私はあなたを知りたい”“本当のことは、誰かを傷つけ、そしていつか救い出す。”“いなくなる、ってことはここにいた、ってこと。”と、本作を象徴する印象的な言葉が添えられ、見る者の心に深く染み渡るようなポスターとなっている。

 さらに、ひと足先に本作を鑑賞した各界の著名人からの絶賛コメントも到着。ミュージシャン・[Alexandros]の川上洋平は「ある程度の年齢になって疼き始める、伏在していた憂い。河口へと流し出せなかった主人公にいつのまにか自分を重ねていました。観てよかった」とコメント。

 お笑い芸人のハナコ・岡部大は「ハナコ岡部の奥にいる岡部大はどんな人間だったか、少し曖昧になるときがあります。そして岡部大自身も、大人になって色んな『ふり』をすることを覚えて、本当の自分を出さないことがあります。楽しいふりや平気なふり、忙しいふりや考えているふり。バス停でのサブ爺の言葉が、やけに心に刺さりました。大切な人と、自分自身と、改めてもっと向き合ってみよう、話をしようと思いました」と語る。

 今泉監督作『his』に出演していた俳優の宮沢氷魚は「必ず真実が全ての人を幸せにするとは限らない。真実が他人を傷つけ、自分を苦しめてしまう時もある。だから人は自分や大事な人を守るために幾度も嘘に逃げる。そして気がついたら嘘に取り憑かれ、本当の自分を見失ってしまう。でも、そんな自分と向き合い、自分の心には偽ってはいけないと思う。強く生きていく必要はない。自分に正直に生きたいと思わせてくれる作品です」と、本作から受け取ったメッセージを明かす。

 映画監督の犬童一心は「今泉サスペンス、下腹に効く不意打ち。舌先で凍りついた言葉、人肌で溶かされ声となって聞こえてくる。施しようのない痛さ、そして、切なさ」と表現。イラストエッセイストの犬山紙子は「観る哲学だった。深く深く心の奥に潜る体験がこの映画にはある。人を知るってなんだろう、自分を知るってなんだろう。あまりに完成された、ファンにとって聖域のような原作を、映画化した今泉監督の覚悟が伝わってくる。細野晴臣氏の音楽もあまりに素晴らしい。アンダーカレントを映画で見られてよかった」と絶賛。

 真木よう子の大ファンを公言するフリーアナウンサーの久米宏は「私は真木よう子さんのファンです。この作品では抑えに抑えた演技。ほとんど何もしていないと言っていいぐらいです。それが現実感と深みを与えています。ますます彼女のファンになりました」と熱弁。

 今泉監督作『街の上で』の共同脚本を手掛けた漫画家の大橋裕之は「水中に漂う無数の泡。アニメ『銀河鉄道の夜』のあるシーンを思い出したのは、どちらも音楽が細野さんだからなのかもしれない。原作との違いを意識しながら観てしまったけど、全キャストがハマってて、終わり方も凄く好きでした」と作品を称えた。

 映画『アンダーカレント』は、10月6日より全国公開。

 著名人コメント全文は以下の通り。

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<著名人コメント>

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