竹野内豊、大自然が頭皮にもたらした影響を明かす「何か力があったんでしょうね」
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俳優の竹野内豊、山田孝之、アオイヤマダ、萩原みのり、桃果、武田玲奈、石橋義正監督が28日、都内で開催された映画『唄う六人の女』公開記念舞台あいさつに出席。竹野内は山田との久しぶりの共演や、大自然の中の撮影で頭皮に起こった現象について語った。
【写真】山田孝之を「空気感が全然違う」と評する竹野内豊
本作は、父親が亡くなったという報せを受け故郷に戻った萱島(竹野内)と、萱島の父親が所有していた土地を譲り受ける予定の宇和島(山田)が、人里離れた山道を運転している最中に事故で気を失ったことをきっかけに、6人の女たちに翻弄される姿を描く。
竹野内は山田との共演について「戦争映画でご一緒した以来だったんですけど、その当時から同じ世代の役者さんの中でも、ちょっとね…」と言い、山田は吹き出しながら「なんですか?」とにやり。「空気感が全然違う」と評した竹野内は「久々にご一緒して、さらに研ぎ澄まされていて。いい意味でですけど、動物的な感じで、見ていて非常に面白かったです」と称賛した。
一方の山田は、前回の共演がタイのジャングルにおける撮影で、あまり話し合うことはなかったとしたうえで「今回もバチバチな関係性なので。話すっていうよりも、現場で、森の中とかそういうところで、動植物とかを愛でている竹野内さんを、外から見て癒されていましたね」と述懐。「木とか苔とかがあるのをすごく愛おしそうに見ていたので。それを愛おしそうに僕とか水川(あさみ)は後ろから見ているっていう。蛇を捕まえたりしてましたよね」とも明かした。
6人の女の一人を演じたヤマダは「(京都の)美山町でも撮っていたんですけど、ある日ヘアメイクさんにメイクされていて、急に頭皮を揉まれたんですね。『うわあ、やっぱアオイちゃん若いから動くわあ』って言われて。『え?』って言ったら『竹野内さんな、1ミリも動かへんで!でもな、この美山町に入ったら動くね~ん!』って言われたんですよ」と笑顔で回想。
これに竹野内は「本当なんですよ。それ」と認めて「自分で触ったら本当に柔らかくなっていて。やっぱりそういう、自然の何か力があったんでしょうね」「東京に戻ったらまた硬くなっていて。いろんなものが飛んでいるんでしょうね。たぶんね。飛んでいるっていうのは、電波とかあまり体に良くないものが」と白い歯を見せていた。
映画『唄う六人の女』は、全国公開中。