玉木宏、“強者”検察に立ち向かう検察審査員に 1月スタート『ジャンヌの裁き』でテレ東ドラマ5年ぶり主演
■玉木宏(越前剛太郎/さんぷう・みなみ役)
Q ドラマ出演が決まった時のお気持ち、台本を読んだ感想などをお聞かせください
検察審査会を描くドラマは新鮮だと思いました。僕自身にとって、検察審査会というのは身近なようで、見えない事が多い分、身近に感じられない部分もある、そんなテーマでした。検察審査員に選ばれる11人の登場人物達も同様、検察審査会について、あまり理解出来ていない人達が多いので、ドラマとして観やすい設定だと感じました。
Q これから撮影が始まりますが、意気込みをお聞かせください
久しぶりの連続ドラマを嬉しく思いますが、スケジュール的にドラマが一番大変なジャンルだと思っているので(笑)、そこは覚悟しつつ、良きチームを作り撮影に臨みたいと思います!
Q ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします
誰かを想う優しさ、誰かを心から思い遣る事が出来れば、自ずと強くなれるのかもしれません。【自利】と【利他】、そんな事を考えるきっかけになるドラマになればと思います。
≪スタッフコメント≫
■番組プロデューサー・北川俊樹(テレビ東京 ドラマ室)
「検察審査会」をご存知でしょうか。恥ずかしながら、私自身詳しくは知りませんでした。この企画に携わるにあたり検察審査会の事例をリサーチしてみたところ、数ある事件の「不起訴」判決を「不起訴不当」、あるいは「起訴相当」としてきた事実を知りました。つまり、「ちょっと待って。この事件、もう一度話し合ってみましょうよ」と、市民が法曹界に物申す。一般の人々が、司法機関の下した「不起訴」という判決を覆すという事態が実際に起きている事実に驚きました。司法の素人だからこそ、気づけること、気になること、見逃すわけにはいかないこと、というのがあるのかもしれません。このドラマでは、そんな司法の網目からこぼれ落ちてしまった人々の思いを丁寧に描いていきます。そして、個性豊かな審査会メンバーのまとめ役として悪戦苦闘する主人公を演じていいただくのが、主演の玉木宏さん。すごく凛々しくて落ち着いた雰囲気のある玉木さんですが、そんな雰囲気とはかけ離れた、ちょっと優柔不断で流されやすいチャーミングな役柄を演じていたただきます。これまであまり注目されてこなかった司法機関を舞台に、かつてない新しい司法ドラマを目指します。ご期待ください。