福山雅治、“大河ドラマ以来”声枯らす 初のミュージカルは「ものすごく大変」
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歌手で俳優の福山雅治が30日、都内で行われた映画『ウィッシュ』ジャパンプレミアイベントに生田絵梨花、山寺宏一、檀れいと共に出席。初挑戦となったミュージカルで“大河ドラマ以来”声が枯れたと明かした。
【写真】映画『ウィッシュ』ジャパンプレミアイベントに福山雅治ら豪華吹き替え陣が集結！
ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年の記念作となる本作は、ディズニー作品が“願いの力”をテーマに描くドラマティック・ミュージカル。どんな願いもかなう魔法の王国の隠され続けてきた真実を、たったひとり知ってしまったヒロイン・アーシャ役を生田、人々の願いを支配する史上最恐のヴィラン・マグニフィコ王役を福山が務める。
本作でマグニフィコ王の声を担当することに対して、福山は「この作品に携われるオファーをいただいた時は本当に驚きました」と吐露。「なにしろディズニーの作品というのはファンがたくさんいらっしゃいますから。そして歴史もあります。だから結構プレッシャーだなと思った」と打ち明けた上で、「こういう機会をいただけたということは、むしろこの機会をいただけたことに対して、やり切ることが最大のご恩返しと言いますか、礼儀だと思いまして、思い切りやらせていただきました」と語った。
マグニフィコ王に関しては「その国の共に暮らす人々を良くしたいと思っている人。正しさを追求して突き詰めていった結果、正しくない側に転じてしまった」と説明。さらに「正しいと思っていることと正しいと思っていることがぶつかり合って、良くないことが起こったりするというのが人間同士のどうしようもなさだったりもすると思うんですけれど、それを非常にうそなく描いている。それがディズニー100周年である『ウィッシュ』という作品のテーマのすごさ」と分析した。
また本作で初挑戦となったミュージカルについては「ものすごく大変でした」と回顧。続けてミュージカルの難しさを「一応、お芝居もやったこともありますし音楽もやったことはあるんですけれども、それがひとつになっているというミュージカルという表現はまったく別物なんだなということがよく分かりました。同じ畳の上で道着を着て黒帯を締めているんだけど、空手と柔道は違うみたいな。それくらい全然違っていて、さらにそれが一緒になっている感じ」と表現した。
そして「声もえらい使いましたし、枯れました。あんま枯れないんですけど、大河ドラマ以来枯れましたね。超消耗しました」とぶっちゃけ。「それくらいエネルギーを必要とする役柄であり、それくらいのエネルギーを使わないと表現できないテーマなんだな、この作品は、と思って、がっぷり四つに組んでやらせていただきました」と収録を振り返った。
アニメ映画『ウィッシュ』は、12月15日より全国公開。
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