トム・ホランド、『スパイダーマン』4作目について熱弁 「またあのスーツを着ないなんて、バカ」
トム・ホランドが、『スパイダーマン』シリーズの第4弾についてコメント。前向きな姿勢を見せた。
【動画】ヴィラン大集結! 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告
Colliderによると、放送映画批評家協会の記者会見で、トムが『スパイダーマン』シリーズについて言及。「今言えることは、僕のキャラクターの登場する4作目の映画について、今も話し合いを行っているということだけです」とコメント。「ですが、僕のキャラクターを正当に描く方法が見つかったかというのとは、別の話です」と口にしたそうだ。
「スパイダーマンをとても大切に思っています。シリーズに出演し、作品を重ねるごとに素晴らしい出来になり、成功を収めたことを、とても幸運だと感じています。これは、非常に稀なことだと思いますから、レガシーを守りたいのです」と思い入れを語り、「ですから、何でもよいから新作を作るというつもりはありません。価値のある作品にしないと」と続けた。
そのうえで、「もし価値あるストーリーを考え出せたなら、またあのスーツを着ないなんて、バカでしょう。スパイダーマンのおかげで今があるのですから」と前向きな姿勢も見せた。
トムは、2016年の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初めてスパイダーマンを演じ、「アベンジャーズ」シリーズと、単独映画『スパイダーマン』3部作で主演を務めた。
第3弾『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』公開直前、マーベルスタジオと共同で制作したソニー・ピクチャーズのトップ、エイミー・パスカルがトム版スパイダーマンを続けることを公表。しかし同作では、トム演じるピーター・パーカー/スパイダーマンは、世界を救うために世界中に人々の記憶から消え去ることを選択。恋人MJや親友ネッドからも忘れ去られてしまった。トムは、このストーリーをうまく生かす設定が必要とみているようだ。