『スパイダーマン』製作陣、ゼンデイヤのことを知らなかった!
トム・ホランド主演の映画「スパイダーマン」シリーズで、MJを演じたゼンデイヤ。出演前からすでに長いキャリアを誇っていた彼女だが、製作陣は彼女のことを全く認識していなかったそうだ。
【写真『スパイダーマン ホームカミング』フォトギャラリー
「正直に言うと、私もケヴィン・ファイギ(マーベルスタジオ社長)も、彼女が誰だか知らなかった」と、英版VOGUEのゼンデイヤのカバーストーリーで、トム・ホランド版「スパイダーマン」シリーズでプロデューサーを務めたエイミー・パスカルが語った。
ゼンデイヤは、子役としてディズニーチャンネルの『シェキラ!』や『ティーン・スパイ K.C.』に主演。ビヨンセのアルバム『レモネード』のショートムービーや、ダンスリアリティ番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出場するなど、『スパイダーマン』出演前に、すでにキャリアを築いていた。
しかしエイミーは、「彼女はメイクもせず、普通の女の子みたいな服装だったから、私たちは『なんてこと。彼女は素晴らしい。出演してもらわなくちゃ』なんて思った」とコメント。「後から彼女が有名だとわかって、自分たちがバカみたいに感じた」と振り返った。
ゼンデイヤはこのカバーストーリーで、『スパイダーマン:ホームカミング』が大ヒットし、キャストにも注目が集まったことに言及。スパイダーマンを演じたトム・ホランドについて、「私たち2人とも、とても若かったけれど、私はすでにキャリアを築いていた。だけど彼の世界は一夜にして変わった」と述べ、「パブに友達といるような子どもだったのに、次の日にはスパイダーマンになった。目の前で彼の人生の変化を目撃していたけれど、彼はとても美しい形で対応していた」と称賛している。