ウディ・アレンが贈る映画愛がつまったロマンティック・コメディー『サン・セバスチャンへ、ようこそ』本予告解禁
ウディ・アレン監督の最新作『サン・セバスチャンへ、ようこそ』より、60秒本予告とビジュアルが解禁された。
【動画】華やかな映画祭の裏で繰り広げられる恋の行方は? ウディ・アレン最新作『サン・セバスチャンへ、ようこそ』本予告
本作は、スペインのサン・セバスチャンで毎年9月に開催されるサン・セバスチャン国際映画祭を舞台にした、アレン監督の集大成ともいえるロマンティック・コメディー。ヨーロッパの古典映画などのオマージュを織り交ぜ、まさしく“映画のように”はかなくも美しい人生模様を紡ぎ上げる。
かつて大学で映画を教えていたモート・リフキンは、今は人生初の小説の執筆に取り組んでいる熟年のニューヨーカー。今回解禁された本予告は、そんな彼が映画業界のプレス・エージェントである妻スーに同行し、スペイン北部バスク地方の街サン・セバスチャンの映画祭に参加するところから始まる。
妻スーとフランス人著名監督フィリップの浮気を疑うモートは、「アホな映画監督にノボせてる」と辛辣。ストレスにもさいなまれ、現地の診療所に赴くはめになる。そこでモートは人柄も容姿も魅力的な医師ジョーとめぐり合い、浮気癖のある芸術家の夫との結婚生活に悩む彼女に恋心を抱く。
モートが新たな恋の予感にときめいたのも束の間、次のシーンでは、ジョーの夫から「お前は誰だ!?」と逆上され、「ただの友達」とたじろぎ、その場を取り繕う始末。始まったばかりの恋心に早速、暗雲が立ち込める…。
「人生は、映画のように想定外!?」のテロップに続くのは、「期待した答えが返ってくるとは限らない」と言うジョーや、「“傷つける女”に惹かれると精神科医は言う」と自問自答するモートの姿。スーに「あいつと寝たのか?」と問うと、「一度も…。1回だけ。いいえ2回」とまさかの返事。華やかな映画祭の裏で繰り広げられる恋の行方はいかに?
また、ビジュアルは、本国ビジュアルで使用されたイラストをベースに、サン・セバスチャン映画祭にそろうモートら4人が、こちら側に向かい、「ようこそ!」と投げかけるような姿と、世界中からさまざまな新作や華やかなゲストが一堂に会する“映画祭”の様子が切り取られている。
映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』は、2024年1月19日より全国公開。