吉高由里子、大河ドラマ放送開始まで1ヵ月を切り「血が出るぐらいドキドキしています」
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女優の吉高由里子が11日、都内で行われた大河ドラマ『光る君へ』第1話試写会&会見に出席。放送までいよいよ1ヵ月に迫った心境を聞かれ「血が出そうなぐらいドキドキしています」と語った。会見には、柄本佑、脚本の大石静、制作統括の内田ゆき、演出の中島由貴も参加した。
【写真】柄本佑と笑顔を見せる吉高由里子
第63作目となる大河ドラマ『光る君へ』は、千年の時を超えるベストセラーとなる『源氏物語』の作者である紫式部の生涯を描いた物語。脚本家に、大河ドラマ『功名が辻』などを描いた大石静を迎え、紫式部/まひろ(吉高)と、彼女の生涯のソウルメイトとなる藤原道長(柄本)との恋事情と共に、貴族たちの権力争いを描く。
第1話の試写会が行われたこの日。吉高は「いよいよ放送まで1ヵ月を切ったと思うと、血が出そうなぐらいドキドキします」と目を丸くすると、「緊張と楽しみなど、いろいろな感情が入り乱れています。まひろがどんな人たちとの出会いで『源氏物語』を作っていくのか、私も分かっていないんです」と自身も紫式部の旅路を楽しみにしているよう。
平安中期という、これまで大河ドラマでほとんど描かれたことがない時代の物語。吉高は書道や琵琶、乗馬など、準備することが山ほどあったというと「人生のなかでいまが一番習いごとをしている気がします。しかも月謝なしで」とちゃめっ気たっぷりに笑うと、「とても新鮮な環境に飛び込んでいる感じでやっています」と語っていた。
平安時代について試行錯誤なのは、脚本家の大石も同じようで「2年半ぐらい勉強しているのですが、その都度時代考証の先生にお聞きしながら進めています」と語ると、「戦国時代や幕末と違い、殺し合いで時代を作るのではなく、話し合いで乗り越えていこうという知的な文化を強調したい」と作品に込めた思いを語ると、吉高も「いろいろな習慣は違いますが、心はあまりいまと変わらない」と登場人物の心情には感情移入できるという。
1年間のドラマがいよいよ来月スタートする。吉高は「48話という長丁場。無事に走り切ることができるように頑張ります」と意気込みを語っていた。
大河ドラマ『光る君へ』は、2024年1月7日よりNHK総合にて毎週日曜20時ほか放送。