英チャールズ国王、王室のクリスマスの伝統に新たな風を吹き込む
昨年エリザベス女王が逝去したことをうけ即位したイギリスのチャールズ国王。2度目のクリスマスとなる今年、王室の伝統に新たな風を吹き込むようだ。
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イギリスでは1930年以来、毎年恒例となっている君主によるクリスマスのメッセージ放送。Peopleによると現地時間25日の放送では、チャールズ国王が初めて、生のクリスマスツリーの横に立ち、国民にメッセージを送るそうだ。
チャールズ国王は皇太子時代から長く環境問題に取り組んできたことで知られるが、今回もそれを反映させたものになっている。バッキンガム宮殿によると、ツリーには木や紙、ブラウンガラスで出来た飾りや、松ぼっくりなど、自然でサステナブルなデコレーションが施され、クリスマスの後は再び植樹されるという。
英王室では例年、クリスマスはノーフォーク州のサンドリンガムハウスにメンバーが集い、揃って近くの教会を訪れ、クリスマス礼拝に参加する。今年もすでに、チャールズ国王とカミラ妃は同地を訪れており、ベージュのコートを纏い、傘を手にした国王と、ブラウンのコートとハット、同じく傘を手に携えたカミラ王妃の姿がキャッチされているようだ。