スコセッシ監督にベルリン国際映画祭で名誉賞 式典で『ディパーテッド』上映
これまで数々の名作を世に送り出してきたマーティン・スコセッシ監督。ベルリン国際映画祭で金熊名誉賞を贈られ、式典ではアカデミー賞を受賞した『ディパーテッド』が上映されることがわかった。
【写真】レオナルド・ディカプリオ&マット・デイモン主演『ディパーテッド』フォトギャラリー
レオナルド・ディカプリオ主演の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で、今年のアワードシーズン注目を集めているスコセッシ監督だが、ベルリン映画祭の常連としても知られ、これまで『レイジング・ブル』や『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『シャッター アイランド』がアウト・オブ・コンペティション部門で上映されたほか、『ケープ・フィアー』がコンペティション部門に選出されている。
『ディパーテッド』は、警察に潜入したマフィアの内通者と、マフィアに潜入した警察官の数奇な運命を描くサスペンス映画。レオナルド・ディカプリオやマット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグらが出演し、アカデミー賞で作品賞、監督賞など4部門を受賞した。
Varietyによると、スコセッシ監督への金熊名誉賞は昨年末に発表されたもの。ベルリン映画祭は、式典での『ディパーテッド』上映と合わせて、オープニング作品にレヴァン・アキン監督の『Crossing(原題)』を選んだことを明らかにしている。
第74回ベルリン国際映画祭は、2月15日~25日に開催予定。
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