L・ディカプリオ&M・デイモン共演『ディパーテッド』、TVドラマ化企画が浮上

マーティン・スコセッシ監督のもと、レオナルド・ディカプリやマット・デイモン、ジャック・ニコルソンら豪華俳優陣が集結した、香港ノワール『インファナル・アフェア』のハリウッド・リメイク版『ディパーテッド』が、でテレビドラマ化されるという。Deadlineなどの海外メディアが伝えた。
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スコセッシ監督に初のアカデミー監督賞をもたらした『ディパーテッド』(07)。アンディ・ラウとトニー・レオンが共演した『インファナル・アフェア』(03)をベースにしたハリウッド・リメイク映画版はボストンを舞台に、警察に潜入したアイルランド系マフィアの内通者コリン・サリバン(デイモン)と、マフィアに潜入した警察官ビリー・コスティガン(ディカプリオ)の運命を描く。
テレビドラマ版の制作にはアマゾン・スタジオズの他、映画版をプロデュースしたヴァーティゴ・エンターテインメント、イニシアル・エンターテインメント・グループ、プランBプロダクションが参加。ワーナー・ブラザース・テレビジョンがバックアップする。
脚本は映画『バンコック・デンジャラス』(09)のジェイソン・リッチマンが担当。現在のシカゴを舞台に、ラティーノ系ギャングに潜入する若き警察官と、警察官になりラティーノ系ギャングに内通する若き男を中心に、麻薬がらみの勢力争いを繰り広げるエスニック・グループと警察の攻防を描くという。
リッチマンは映画版の製作を務めたグレアム・キングと共に製作総指揮を務める。プランBプロダクションのもと、映画版のプロデューサーとして名を連ねたブラッド・ピットは、ドラマ版には名前が挙がっていない。