『光る君へ』“道兼”玉置玲央、関白就任直後に悲劇 “道長”柄本佑との兄弟愛にも反響「泣ける」
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吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか)第18回「岐路」が5日に放送され、道兼(玉置玲央)が関白に就任したものの悲劇に見舞われると、ネット上には「泣ける」「涙が出てくる」といった反響が集まった。
【写真】倒れた道兼(玉置玲央)に駆け寄る道長(柄本佑) 『光る君へ』第18回「岐路」場面カット
道隆(井浦新)の死後、一条天皇(塩野瑛久)が次の関白に指名したのは、伊周(三浦翔平)ではなく道兼(玉置玲央)だった。かつては、まひろ(吉高)の母・ちやは(国仲涼子)を殺し、藤原家の“汚れ仕事”を一手に引き受けてきた道兼も、いまや疫病の解決に心を砕く公卿となっていた。
関白を任ぜられた道兼は、荒んでいた自分を救った弟・道長(柄本佑)に礼を言いながら「これからも俺の力になってくれ」と語りかける。まひろの母の一件もあり以前は強い反抗心を抱いていた道長も、改心した様子の道兼に対して「兄上ならよき政ができましょう」と励ます。
そして、関白に就任した道兼は一条天皇との対面を果たすものの、たくさんの公卿の前で卒倒してしまう。
その後、薬師を連れて駆けつけた道長に、道兼は「近づくな。俺は疫病だ…」とつぶやく。「出ていけ」と命じられ、仕方なく部屋を出た道長だったが、道兼が読経しながらも激しく咳き込む声を聞くと、堪えきれなくなり部屋へ駆けつける。そして道長は憔悴した道兼を抱きしめて背中をさすってやるのだった…。
道兼を支えようとする道長の姿が映し出されると、ネット上には「兄弟愛…良き…」「道長さまと道兼さまの兄弟愛が尊い」などの声が続出。しかしその直後、道兼が35歳で他界することが明らかになると「道兼大嫌いだったはずなのに泣ける」「涙が出てくる。最初はあんなに嫌なヤツやったのに…」といったコメントも相次いでいた。
また道兼の壮絶な最期を体現した玉置の熱演にも「死に際凄まじすぎる 玉置さん本当に素晴らしい」「玉置さんという素晴らしい俳優さんに出会えて良かった」などの称賛も多数寄せられていた。