小林聡美、堂本剛主演『まる』で16年ぶりに荻上直子監督と再タッグ! 綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィンも出演
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堂本剛が主演し、監督・脚本を荻上直子が務める映画『まる』より、堂本演じる沢田を取り巻く重要キャラクターとして、綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、小林聡美の出演が発表され、コメントが到着した。
【動画】堂本剛が27年ぶりに映画主演! 荻上直子監督作『まる』特報
2024年にデビュー26周年を迎えたKinKi Kidsとして国民的スターの顔を持つ一方、ソロとしても独自の道を切り開いてきた堂本剛が、1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来、27年ぶりに待望の映画主演を果たす本作。監督と企画プロデューサーから約2年間の熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至った。
堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっていた。そんなある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた◯(まる)を発端に、日常が◯に浸食され始める奇想天外な物語だ。これまで自らストーリーを進めていく役柄の多かった堂本が、不思議な事態に巻き込まれていくキャラクターで、27年ぶりの主演にして新境地を魅せる。
監督を務めるのは、荻上直子。円熟の域に達した荻上監督の、作家としての神髄が凝縮されたともいえるテーマで堂本と初タッグを組む。
そしてこのたび、本作より新たにキャストが解禁。
堂本演じる主人公・沢田のアパートの隣人で売れない漫画家・横山を演じるのは、綾野剛。今回堂本とは初共演となり、綾野自身が「ご一緒したかった」と語る待望のその組み合わせにも期待が高まる。沢田と同じく現代美術家のアシスタントとして働く矢島を演じるのは、吉岡里帆。沢田の事故がきっかけでふたりの道も別れることになるが…。
さらに、ミャンマー出身のコンビニ店員・モーを演じるのは森崎ウィン。日本だけではなく海外でも活躍の場を広げる森崎が自身のルーツに紐づく役柄で、沢田に影響を与えていく。
野心的なギャラリーオーナー・若草萌子を演じるのは、小林聡美。『かもめ食堂』『めがね』、日本テレビ「2クール」(2008年)以来16年ぶりの荻上直子監督出演作となり、ファン熱望の再タッグだ。上品さの中に、どこか散臭い雰囲気を漂わせる若草が果たして沢田とどのように関わっていくのか? それぞれ主演の堂本剛とは初共演となる面々が演じるキャラクターは、不思議な世界観の中でどう動き出すのか?
映画『まる』は、10月公開。
追加キャストのコメント全文は以下の通り。