アーミー・ハマー、カニバリズム疑惑についてコメント “ナイフの先端でなぞっただけ”

セックススキャンダルで表舞台から姿を消した『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマーが、カニバリズム(食人)疑惑や、疑惑を訴えた元恋人たちとの関係について語った。
【写真】『君の名前で僕を呼んで』フォトギャラリー
NewYorkPostによると、現地時間7月19日放送予定のトーク番組『Piers Morgan Uncensored(原題)』に出演したアーミーが、「カニバルになるにはどうすべきか知っていますか?実際に誰かを食べなくてはいけないんですよ」と述べ、自らの口で数々の疑惑を否定したそうだ。
性的暴行を訴えたエフィーとの関係について彼は、「とても似通った性癖、倒錯した性的嗜好を持つ2人の間で行われた、とても激しい情事でした」とコメント。「僕らの間で行われた会話は全て、こうした関係に基づくもので、文脈を無視して切り取ると、違って聞こえます」と見解を述べた。
また彼は、エフィーを通じて数多くの性的倒錯者を紹介されたといい、「彼女はその分野では、僕よりもっと経験がありました」と語る。「皆それぞれ、異なった性的ファンタジーを持ち合わせています。そして、セクシュアリティには非常に幅広い方向性があって、人々はそれぞれセクシュアリティを楽しむことが許されています」と述べ、カニバリズムは、2人の間でロールプレイとして楽しんだことだと話した。
他の訴えについても、「傷つき、取り乱した人を捨てたと後ろ指差されましたが、傷ついたり取り乱したりした人はいません。僕は相手の興味のない性的行為を押し付けませんでしたから」と否定。
自分のイニシャルをナイフで刻み込んだという疑惑については、「前もって話し合ったシナリオが存在しました。僕がしたのは基本的に、小さなナイフの先端で、小さく、Aという文字をなぞっただけです。…血すら出ていませんでした。こすったと言う方が正しい。カップルがお互いにイニシャルをタトゥーにすることの延長です」と話しているそうだ。
彼は、2021年に過激な性的願望を綴ったとされるDMが流出したことに端を発して、性的虐待疑惑が浮上。決まっていたプロジェクトから降板したほか、事務所からも契約を打ち切られ、今や表舞台からすっかり姿を消している。ロサンゼルス市警察が性的暴行の告発を捜査していたが、昨年5月末にロサンゼルス郡地方検事局が彼を刑事告発しない旨を発表している。