治安最悪な街の小学校で起きた奇跡の実話『型破りな教室』12.20公開決定 日本版ビジュアル公開
サンダンス映画祭で映画祭観客賞を受賞したメキシコ映画『型破りな教室(原題:Radical)』が、12月20日より全国公開されることが決定。日本版の本ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。
【写真】常に犯罪の隣り合わせの小学校!? 『型破りな教室』場面写真
本作は、麻薬と殺人が日常と化した小学校に赴任した教師が、そのユニークで“型破り”な授業で子どもたちに学ぶことの喜びと未来への可能性を教え、全国最低レベルから全国トップの成績に導いた実話を基にした驚きと奇跡の感動作。
麻薬と殺人が日常と化した国境近くの小学校。子どもたちは常に犯罪と隣り合わせの環境で育ち、教育設備は不足し、意欲のない教員ばかりで、学力は国内最底辺。しかし、新任教師のフアレスが赴任し、そのユニークで型破りな授業で、子どもたちは探求する喜びを知り、クラス全体の成績は飛躍的に上昇。そのうち10人は全国上位0.1%のトップクラスに食い込んだ。
アメリカとの国境近くにあるメキシコ・マタモロスの小学校で2011年に起きた実話を描いた本作は、本国で300万人を動員し、2023年No.1の大ヒットを記録。さらに、アメリカでも限定公開かつスペイン語作品にも関わらず初週5位の快挙をとげた。「デルベスの好感のもてる演技に加え、子どもたちの演技は驚異的である」(The Guardian)、「美しく感動的な物語」(FandomWire)、「教師と生徒たちの理想的な関係性が描かれている」(Financial Times)、「この心温まる映画は、私たちが決して子どもたちを諦めてはいけないということを強く思い出させてくれる。なぜなら、諦めることは未来を諦めることと同じだからだ」(The Australian)と、メディアからも絶賛されている。
型破りな授業によって子どもたちを導く教師・フアレスにふんしたのは、『コーダ あいのうた』の音楽教師役で世界的に注目を集めたエウヘニオ・デルベス。未来を望むことさえしなかった子どもたちが、可能性や夢に出会い、瞳がきらきら輝きだす光景に心打たれる奇跡の感動作が誕生した。
このたび解禁された日本版の本ポスタービジュアルは、机と椅子を教室の端に片づけ、子どもたちと一緒に地べたに座って授業をする教師フアレスの後ろ姿と、彼の言葉に耳を傾ける子どもたちの姿をとらえたもの。瞳を輝かせながら全集中で授業を受ける子どもたちの表情が印象的なビジュアルとなっている。
映画『型破りな教室』は、12月20日より全国公開。