萩原利久×河合優実『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』初映像2種解禁! 伊東蒼&黒崎煌代の出演も決定

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俳優の萩原利久が主演、河合優実がヒロインを務める大九明子監督作『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』より、小西(萩原)と桜田(河合)の“思いがけない出会い”と“恋の始まり”をとらえた2種の特報映像が解禁。併せて、伊東蒼と黒崎煌代の出演が発表されたほか、第37回東京国際映画祭へのキャスト&監督登壇が決定した。
【動画】萩原利久×河合優実の日常を印象的に描く 特報映像「セレンディピティ」編
キングオブコント2020で優勝するなど、熱狂的ファンも多いコント師ジャルジャルの福徳秀介が2020年に小説家デビューを果たした珠玉の恋愛小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』を映画化する本作。監督を務めるのは映画『勝手にふるえてろ』(17)、『私をくいとめて』(20)、『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(23)など、数々の話題作を手がける大九明子。個性的かつリアリティあふれる女性主人公を描くことが多かった監督が、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦する。第37回東京国際映画祭コンペティション部門公式出品作品。
思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送る小西。学内唯一の友人・山根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないことでふざけあう日々。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田の凛々しい姿に目を奪われた小西は、思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり、急速に意気投合していく。
会話が尽きない中、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。その言葉は、奇しくも、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じで、桜田と出会えた喜びにひとり震える。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が2人を襲うー。
主人公の冴えない大学生・小西徹を演じるのは、萩原利久。小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花には、河合優実。『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』以来、2度目の大九監督作品出演で、萩原とは初共演となる河合が、お団子頭が印象的な凛とした花を好演する。
この度、「セレンディピティ」編と「惹かれ合うふたり」編と題した、2種の特報映像が解禁。
「セレンディピティ」編は、「今日の空はどうですか?」というセリフから始まる。桜田に偶然出会ったことで小西の毎日は輝きだし、楽しそうに笑い合うふたり。しかし最後は「ずっと、なんてない。知ってたけど、知らなかった」という言葉と共に、雨に打たれる小西の後ろ姿で映像は終わる。ふたりに何が起こったのか? “セレンディピティ”という言葉通り、“思いがけない出会い”から始まったふたりの日常が印象的に描かれている。
「惹かれ合うふたり」編では、小西と桜田が駅前でお互いに視線をそらさず「ばいばーい」と言いながらも別れがたそうにする姿や、電車内で言葉なく見つめ合う姿など“ふたりだけの時間”が流れる。恋が始まる時の甘酸っぱい空気に包まれた、この恋の行方がますます気になる映像となっている。
また今回、新たな出演者情報が解禁。主人公・小西のバイト仲間・さっちゃんには、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で注目され、以降多くの話題作に途切れることなく出演し続ける若手俳優・伊東蒼。本作への出演について伊東は「映画をみてくださる皆さんにも愛されるように、大切に演じました。通学で通った街、大好きな地元で撮影することができて常に胸がいっぱいでした」とコメント。
小西の唯一の友人・山根には映画『さよならほやマン』(23)で鮮烈な印象を残した黒崎煌代。黒崎は「この映画が持つ独特な雰囲気とテンポ感と色合いと物語がとても美しくスクリーンに投影されていて、最高な映画です」と作品をアピール。“今”を感じさせる若手俳優達の競演により、リアルな若者のグルーヴ感をスクリーンに力強く焼きつけている。
さらに、第37回東京国際映画祭での11月1日の上映時に、萩原、河合、伊東、黒崎、大九監督(予定)の登壇が決定。チケットは10月19日から発売となる。詳細は第37回東京国際映画祭公式HPを参照。
ムビチケも10月18日より発売される。詳細は映画公式HPにて。
映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』は、2025年4月全国公開。
伊東蒼と黒崎煌代のコメント全文は以下の通り。