Koki,主演『女神降臨』、プロデューサーが明かす「愛され型の座長力」「すっぴん姿秘話」
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映画『女神降臨』メイキング写真 (C)映画「女神降臨」製作委員会
そんな麗奈を取り巻く、重要な人物となるのが俊と悠だ。渡邊は、学年1位の頭脳を持つ、クールで謎多き同級生・俊を演じる。現在31歳となった渡邊が高校生役にトライしているが、古林Pは「お顔立ちも美しく、原作のビジュアルとも重なります」とにっこり。「今回は、キャラクターたちの成長を長いストロークで描きたいという思いで、脚本開発をしてきました。学園もののラブストーリーだけではなく、夢を勝ち得ていくまでのストーリーを演じ切る上で、渡邊さんならば説得力を持って俊を演じていただけると思った」とキャスティングの理由を明かし、「渡邊さんは、目力のある俳優さんだと感じています。当初の俊はクールでありながらも、次第に麗奈に対して柔らかな表情を見せていくキャラクターです。目の表情を含め、俊の心の動きや変化を、渡邊さんがしっかりと演じてくださっている」と話す。
そして麗奈に惹かれていくもう一人の男性で、歌手を目指している悠というキャラクターに扮した綱は、本作のために歌とギターを猛特訓したという。現場見学をした日は、文化祭で悠がライブを行うシーンも撮影されていたが、透明感と温かみのある悠の歌声に、観客となる学生役である200人ほどのエキストラもうっとりと酔いしれていた。古林Pは、「悠は活発な男の子。綱さんご自身もコミュニケーション能力が高く、周囲を巻き込んで笑顔にしていくような方で、悠役にぴったり」と惚れ惚れ。シルバーアクセサリーが似合う点も原作と本人が重なる部分だと続けながら、文化祭で歌う楽曲については「綱さんにデモテープをお渡ししたところ、400回くらい聴き込んだとおっしゃっていて」と驚きながら、「本当に真面目な方で、見えないところでギターと歌唱練習に励みながらも『楽しんでやっています』と言ってくださる」と感心しきりだった。
撮影の合間には、Koki,、渡邊、綱の3人ともが「笑顔の絶えない現場。すごく楽しい雰囲気で進んでいます」と声を弾ませていた。Koki,は「なりたい自分になるのを諦めない」という麗奈のセリフが、とても心に響いているという。「麗奈は、人と関わることで新しい自分を知っていきます。私自身、渡邊さん、綱さんから学ぶことがたくさんあります。人と関わることで自分を知ったり、こういう人になりたいなという気持ちが湧いてくる部分は、私と麗奈で共通するところだなと感じています」と共演者とキャラクターに愛情を傾けていた。
映画『女神降臨 Before 高校デビュー編』は3月20日より、『女神降臨 After プロポーズ編』は5月1日より2部作連続公開。
※Koki,の「o」はマクロン付きが正式表記