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吉田美月喜、海外映画初出演! スペイン映画『KARATEKA』で空手と英語のせりふ初挑戦

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映画『KARATEKA』に出演する吉田美月喜
映画『KARATEKA』に出演する吉田美月喜(C)Lander Larranaga

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吉田美月喜

 スペインのアリッツ・モレノ監督の映画最新作で、アンドレア・ロスが主演する『KARATEKA』に、吉田美月喜がメインキャストである空手の日本人世界女王役で出演することが発表された。吉田は海外映画初出演で、英語のせりふにも初挑戦している。

【写真】『KARATEKA』で空手に挑戦する吉田美月喜

 モレノ監督の長編映画3作目となる本作は、東京オリンピックの空手女子形でスペイン代表として出場し、金メダルを獲得したサンドラ・サンチェスさんを主人公に、サンドラさんが若い頃に空手のスペイン代表チームを離れたあと、数々の苦難を乗り越え、40歳になる直前に東京オリンピックで金メダリストとなるまでの半生を描いている。

 サンドラ・サンチェス役をスペインの俳優アンドレア・ロス、サンドラの空手のコーチ、ヘスス・デル・モラル役をパトリック・クリアドが演じている。撮影はスペインと日本の静岡県富士宮市、鳥取県にて行われた。2026年にスペインにて劇場公開されることが決定している。

 吉田美月喜が演じるのは、サンドラ・サンチェスのライバルである空手の日本人世界女王役。吉田は日本で空手の稽古を積んだ後、全編スペインにて撮影に臨んだ。

 吉田は「『KARATEKA』に出演が決まった時、本当に驚きましたし、同時に私に務まるのかと大きな不安も感じました。しかし、初めてアリッツ監督にお会いした時に『吉田さんは日本との架け橋のような存在になる』と言ってくださったのが、とても嬉しかったのを覚えています」と振り返った。

 撮影については、「今回初めて空手を練習させて頂いたのですが『礼儀・作法』の武道に通じる心も知ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。リハーサルと撮影を合わせて、1ヶ月以上もスペインに滞在させて頂きました。撮影では実際にサンドラさんが型を披露して下さったのですが、鳥肌が止まらず、思わず魅入ってしまいました。それと同時に、監督がこの型に惚れて映画を作ろうと思った理由がわかったような気がしました」とコメント。

 そして「スペインの映画チームに参加できたこと、そして空手の素晴らしさを知れたこと。本当に沢山の人生の経験をさせていただきました。映画『KARATEKA』が世界と日本の架け橋となる作品になることを願っています」としている。

 アリッツ・モレノ監督は吉田を起用した理由を「吉田美月喜さんがW主演を務めた、映画『ルックバック』は、映画館でだけでも3回観ました。何度観ても、感情を大きく揺さぶられる作品でした。そんな難しい役柄を、声だけで表現しきった吉田さん。『吉田さんならどんな役でも演じられる方に違いない』と強く感じ、今回の起用を考えるきっかけになりました。また、台本をお渡しした際には、吉田さんご本人はもちろん、チームの皆さんもストーリーへの深い理解を示してくださり、私の意図を的確に汲み取ってくださったことも、起用を後押しする大きな理由となりました」と説明した。

 映画『KARATEKA』はスペインで2026年公開予定。

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