宮本亞門、新たな葛飾北斎の物語を描く! 「『新 画狂⼈北斎』-2025-」上演決定 西岡徳馬、寺⻄拓⼈ら出演
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■アイル・シオザキ
時代を超えて愛される作品からは声が聞こえる「見ろ!」「聴け!」「届け!」と。筆に声に音に、舞に所作に剣筋に、時に叫び出したい切なさを、時に言い表せない歓喜を乗せ形に残す。そして今この時代に葛飾北斎たちの歩んだ時代の感情を表現するということに、僕は浪漫を感じずにはいられません。この作品から僕たちの声が聞こえ、何かが心に残る作品になるように心を燃やし、命懸けで海を渡るシーボルトのような強い気持ちで挑みます。
■瀬尾タクヤ
「画狂人」一見すると聞き流してしまいそうな言葉ですが、改めて読むとすごい言葉だと思います。画に“狂う”人。私も俳優を始めた頃、芝居に狂いたいと思っていた時期がありました。でも41になった今、その意味すら、少し曖昧です。
今回は、西村屋与八と高井鴻山という、北斎に対して立場も関わり方もまったく異なる二役を演じます。商人として北斎の作品を売ろうとする与八と、精神的な理解者である鴻山。正反対の存在を通して、“画狂人”・北斎という人物の複雑さに少しでも迫り、その生き様の一端を皆さまに届けられたらと思っています。
■花音
りん役を演じることになりました、花音です。元々浮世絵に興味があり、大学でも浮世絵を専攻していました。
今回、葛飾北斎の人生を表現した作品に関わることができて光栄です。素敵なキャストの皆様とご一緒できることが楽しみで、稽古が待ち遠しいです。皆様の熱量に負けぬよう、頑張ります。全国を回る公演ということで、各地の皆さんにこの作品を届けることができて嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
■水谷あつし
噂には聞いていたんですよ! 宮本亞門さん演出版『画狂人北斎』が新しく生まれ変わると。西岡徳馬さん演じる葛飾北斎 VS 鳥居耀蔵!! 完全なる時代劇版になると!!
初演から柳亭種彦を演じさせていただいていた私に出演のオファーが届いた時、新作を人事の様に感じていた私は固まりピリつきました。
わわわわわー! えらいこっちゃ。
きっとゼロからのスタートだと思います。脂ののりまくっている大先輩西岡徳馬さん演じる北斎先生の胸を借り、がむしゃらに演じ様と心に決めたのでした。そんな私も気づけば還暦。脂よのれー!!