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伊藤沙莉、広大なサトウキビ畑で肥後克広と出会う『風のマジム』本編映像解禁

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映画『風のマジム』場面写真
映画『風のマジム』場面写真(C)2025 映画「風のマジム」

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 伊藤沙莉主演の映画『風のマジム』より、まじむ(伊藤)と商工会会長(肥後克広)が広大なサトウキビ畑で出会うシーンを収めた本編映像「沖縄の風景編」が解禁された。

【動画】『風のマジム』本編映像「沖縄の風景編」

 原作は、「南大東島の風に吹かれて育つサトウキビからラム酒を作りたい」と思い立ち、社内のベンチャーコンクールを活用してビジネスを立ち上げた金城祐子氏をモデルに、原田マハが書き上げた小説『風のマジム』。平凡に生きてきた契約社員の主人公・伊波(いは)まじむが、思いつきで出した企画が勝ち残ったことで、周囲の人々を巻き込みつつも、家族に支えられて夢を実現する、主人公の成長と関わる人々の真心の物語だ。

 このたび解禁された本編映像は、一面にサトウキビ畑が広がるシーンから始まる。主人公・まじむ(伊藤)は、有休を使っていきあたりばったりで南大東島を訪れたのだが、島の広大さに途方に暮れる。そこへ通りがかった1台の軽トラックが、まじむの前で停車する。

 車から降りてきた島の男性・東江大順(肥後克広)が「お嬢さん、大丈夫ね?」と心配そうに声をかけると、まじむは「道に迷ってしまって」と答える。「町の中心まで行きたいんですけど、歩いたらどれくらいかかりますか?」と尋ねると、「あきさみよー(沖縄の言葉で『驚いた』)! 歩いていくわけ? そりゃ、でーじ(『とても』)大変どー、1時間はかかるわけよ!」と返される。

 さらに途方に暮れるまじむだったが、同時にお腹も鳴ってしまう。空腹そうなまじむを見かねた東江は、笑いながら「それじゃあ乗りなさい」と助けてくれるのだった。どこまでも続くサトウキビ畑の美しい風景と、沖縄の言葉の温かさが印象的な、優しさと人情にあふれるシーンだ。

 このシーンの後、実は東江が島の商工会会長であることが判明する。まじむは、沖縄のサトウキビから純沖縄産のラム酒を造る企画を、社内ベンチャーコンクールを活用して事業化しようと考え、サトウキビ栽培が盛んな南大東島に蒸留所を建設することを思いつく。しかし、地方創生が絡むこの大規模プロジェクトは、島の村長や島民たちに歓迎されなかった。くじけそうになるまじむを、「あきらめないでほしい」と励まし、背中を押してくれる東江は、やがて彼女にとって重要な存在となっていく。

 また、全国公開を記念して、東京・大阪・名古屋にて舞台挨拶が実施されることが決定した。9月13日の新宿ピカデリーでは、伊藤沙莉、高畑淳子、染谷将太、シシド・カフカ、尚玄、肥後克広、芳賀薫監督の登壇が決定。その他の劇場では、主演・伊藤と芳賀監督が登壇する。日程・会場、舞台挨拶の詳細は公式サイトまで。

 映画『風のマジム』は、9月12日より全国公開、9月5日より沖縄県先行公開。

映画『風のマジム』本編映像「沖縄の風景編」

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