北村有起哉×仲間由紀恵、12年ぶり共演で夫婦役! ドラマ『小さい頃は、神様がいて』10.9スタート
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◆北村有起哉
――本作のオファーを受けて
「岡田さんの作品に出演させていただくのは今回で2回目ということで、とてもうれしかったです。そして、まさかこの歳(とし)で“ゴールデンの主演”という大役をいただくとは思っていなかったので、正直ビックリしました。“えっ! いいんですか!?”という気持ちになりましたね」
――台本を読んでみて
「岡田さんの作品には、いわゆる“悪人”が出てこないんですよね。どこかほのぼのとしていて、その中にちょっとズレている人がいたり、小さな摩擦やゆがみが生まれたり…。そういった部分が、見ている方にとってはクスッと笑えるような、ささやかな仕掛けになっていると思います。自然と引き込まれる岡田さんの劇世界の中で、僕も肩の力を抜いて、のびのびと演じられたらと思っています」
――小倉渉という役について
「渉は自分自身と重なる部分が多いのですが、客観的に見ると、“ダメだな~こいつ…”と思うところはたくさんあります(笑)。そしてこのドラマは、“離婚するのか、しないか”というのがテーマのひとつでもあるので、そのズレをしっかり見せられるように、夫婦のデコボコ感を出しつつ、憎まれない、むしろ愛される夫婦像を作っていければと思っています」
――仲間由紀恵さんとの共演について
「以前、チャリティー活動でご一緒する機会があって、何度かお会いしていたので、もともと親近感はありました。ただ、作品での共演は、久しぶりだったので、ご縁があって本当に良かったです。(仲間)由紀恵ちゃんは、とても真面目でストイック、そしてほんわかした一面もある方。そんな彼女が今回、“あん”という役をどうアプローチするのか、楽しみです。セリフのやり取りを通して、お互いに想像もつかない表情や空気感が生まれてくれるような、そんなシーンが撮れたらうれしいですし、それがこの作品の成功にもつながるのではないかと思っています」
――放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「ある日突然、ごく普通の家族だったはずなのに、“離婚宣告”がなされます。しかもそれは、ずっと前に交わした約束で…。そんな約束をすっかり忘れていた夫と、それを信じて計画的に準備を進めてきた妻、そしてそれに気付いた子どもたち。それぞれの視点で、家族のバランスがどう崩れていくのか。また、同じマンションに住む三家族が、それぞれの悩みを抱えながらも支え合い、ときにはぶつかり合いながらも関係を築いていきます。岡田さんワールドでお届けする、独特な三家族のアンサンブルを、ぜひ最後まで見届けてください!」
◆仲間由紀恵
――本作のオファーを受けて
「久しぶりのフジテレビの連続ドラマということで、“ホームに帰ってきた”ような気持ちです。そんな中で、岡田さんの作品に出演させていただけるのは本当にありがたいお話でした。岡田さんの作品は、ハートフルで温かくて、でもどこかクスッと笑えるような印象があって、今回もきっとそんなステキな作品になるんだろうなと、楽しみにしています。挑戦しがいのあるこの機会を大切にしながら、たくさんの方に届くよう、心温まる作品を目指して頑張ります」
――台本を読んでみて
「岡田さんらしい、優しさにあふれた世界観の中で、一生懸命に生きている人たちの悩みや想いが丁寧に描かれていて、私たちの心にそっと寄り添ってくれるようなドラマになると感じました。特に、家族の何気ない会話のやりとりが印象的で、そこにこそ岡田さんらしさがにじみ出ていると思います。セリフの量も多くて少しプレッシャーを感じますが(笑)、しっかり覚えて、現場の空気感を大切にしながら、丁寧に演じていきたいです」
――小倉あんという役について
「あんという女性は、特別に何かに怒っているわけではありません。むしろ日常をフラットに楽しんでいるような人物です。でも、ちゃんと自分の中に意思を持っていて、芯のある女性だと思います。シーンによっては、“この人、何を考えているんだろう?”と分からなくなる瞬間もあるかもしれませんが、そこも含めて奥行きのある、明るく強い女性像を深めていけたらと思っています」
――北村有起哉さんとの共演について
「以前、時代劇で共演させていただいた時は、敵対するような関係性だったので、今回は全く違う“夫婦”という関係でご一緒できることを楽しみにしています。北村さんは本当にお芝居が素晴らしくて、何より声がすごく優しいんです。私はその声がとても好きで…(笑)。今回、夫婦としてお芝居を交わせることが楽しみですし、とても頼りにしています」
――放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「“離婚をする”という前提のもとで日常を過ごしている、ちょっと変わった女性を演じます。でも、どこか共感できたり、“その気持ち分かるんだけど、かわいそうだな”と思えたり、いろいろな思いを感じて、心が動くような作品になると思います。私も一生懸命この役と向き合って、たくさん笑ったり、泣いたり…全力で1クール駆け抜けたいと思います。最後までご覧いただけたらうれしいです」