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多部未華子、壮絶DVで人生狂わされる女性役に挑む “究極のシスターフッド”描く『シャドウワーク』11.23放送・配信

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『連続ドラマW シャドウワーク』主演の多部未華子
『連続ドラマW シャドウワーク』主演の多部未華子(C)佐野広実/講談社(C)2025 WOWOW

 多部未華子が主演する『連続ドラマW シャドウワーク』(全5話)が、WOWOWにて11月23日より毎週日曜22時に放送・配信されることが決まった。多部はWOWOW連続ドラマ初主演。

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 本作は、江戸川乱歩賞作家・佐野広実による2022年刊行の同名小説を実写化。ドメスティック・バイオレンスの被害に苦しむ妻たちが、絶望の果てで生きるためにたどり着いた“究極のシスターフッド”を描くミステリーだ。監督は山田篤宏。脚本は関久代。

 シャドウワークという言葉の定義の一つに「報酬を受けないが、社会や経済の基盤を支えるために必要不可欠な労働」がある。はたしてこの言葉が、本作においてはどのような意味を成しているのか。夫からの暴力によって人生を狂わされた妻たちが、自らの、そして仲間たちの人生を取り戻すために行っている“秘密の行い”とは。「江ノ島」と「館山」、「とある家で人生を取り戻していく女性たち」と「女性の変死体を捜査する女性刑事」という、一見すると交錯することのない二つの視点で展開していく物語。それらが交わった先で描かれる女性たちの生きざま、そして彼女たちが生きるためにとらざるを得なかった究極の選択を描く。

 多部未華子が演じる主人公・紀子は、夫から数年にもわたる日常的な暴力により自己喪失し、暴力を受ける自分が悪いのだと考えるまでに至っている主婦だ。そんな紀子は、ある日命からがら逃げだした先の病院で、ある人物と出会い、江ノ島にある一軒の家へと導かれることに。そこで自分と同じ境遇のさまざまな女性たちと共同生活を送るうち、本来の自分と豊かな生活を取り戻していくも、その家に敷かれた秘密のルールにぶつかり、心を砕く役どころだ。

 これまでヒューマンドラマからラブコメディーまで数々の名作に出演してきた多部だが、ここまでハードな描写を有する本格ミステリーへの出演は自身初。

 多部は「久しぶりにすごく重めのドラマに参加できるなということ、そしてDV被害者という、今まで演じたことのない役柄を演じることが楽しみです。ハードな描写も多いですし、精神的に追い詰められた女性たちが集まっているちょっと異様な空気を、どのように映像で表現していくのか、まだ想像ができていません」としつつ、「傷ついた紀子が、生きようとする力強さを持った女性たちと出会って変わっていく姿をうまく演じられるか心配ですが、私が脚本を読んで面白いと思った紀子の心の変化を、頑張って演じられたらと思います」とコメント。

 原作者の佐野は「ドラマ化が決定したとき、どう表現されるのか期待がふくらみました。題材がDVですので、なかなか映像化がむずかしいのではないか。そう思っていましたが、今回脚本を拝読して、なるほど映像にするとそうなるのかと勉強になりました」としている。

 『連続ドラマW シャドウワーク』は、WOWOWにて11月23日より毎週日曜22時放送・配信(全5話)

※コメント全文は以下の通り。

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