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柴咲コウ、純白の衣装で釜山国際映画祭へ! 「韓国の映像作品やエンターテインメントに対する情熱を感じられた」

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第30回釜山国際映画祭オープニングセレモニーに登場した映画『兄を持ち運べるサイズに』主演・柴咲コウ
第30回釜山国際映画祭オープニングセレモニーに登場した映画『兄を持ち運べるサイズに』主演・柴咲コウ(C)2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

 9月17日より韓国・釜山で開幕した第30回釜山国際映画祭の「OPNE CINEMA」部門に選出された映画『兄を持ち運べるサイズに』の主演・柴咲コウと本作のプロデューサーを務めた小川真司が、同映画祭初日に行われたオープニングセレモニーのレッドカーペットに登場した。

【写真】海外映画祭初参加の柴咲コウが純白の衣装でレッドカーペットに登場 第30回釜山国際映画祭オープニングセレモニーの様子

 本作は、作家・村井理子が実際に体験した数日間をまとめたノンフィクションエッセイ『兄の終い』をもとに、中野量太監督が脚本・監督を務めて映画化。絶縁状態にあった実の兄の突然の訃報から始まる、家族のてんてこまいな4日間を描く。

 主演は、マイペースで自分勝手な兄に幼いころから振り回されてきた主人公・理子役の柴咲コウ。共演には、家族を翻弄する映画史上稀に見る“ダメ兄”を演じるオダギリジョー、兄と一時は夫婦でありながらも離婚した元妻・加奈子役の満島ひかり、両親の離婚後は母と暮らす娘・満里奈役の青山姫乃、そして最後まで兄と暮らした息子・良一役の味元耀大が名を連ねる。

 tanakadaisukeのビーズをあしらった純白のドレスに身を包んだ柴咲が姿を現すと、会場からは大きな拍手と歓声が。華やかにレッドカーペットを歩く柴咲に多くのフラッシュが向けられ、本作への期待の高さが感じられる一幕となった。

 オープニングセレモニーの終了直後、釜山国際映画祭に参加した感想を聞かれた柴咲は、「私にとっては初めての釜山国際映画祭への参加でした。レッドカーペットも歩かせていただいて、すごく華やかで活気もあって、たくさんのお客様に見つめられてちょっと恥ずかしかったです(笑)」と、照れながらも笑顔でコメント。

 さらに、初の海外映画祭参加について、「過去に日本の映画祭は参加させていただいたこともあったのですが、海外の映画祭は初めてで。やはりその国ならではの空気感があって、韓国の映像作品やエンターテインメントに対する情熱を感じられたなと思います」と語った。

 本作が海外で初上映されることについては、「私は日本で生まれ育ったので、自分が演じた理子の“内に秘めてしまう性格”はすごく自分にも近い部分があるなと思うのですが、海外の方の家族の在り方やコミュニケーションの取り方はまた日本とは違うと思うので、海外の方々にこの作品がどういう風に届くのかなというのは興味があります」と話す。

 さらに、「国を越えても、<家族>というのはみんなが持っているものだと思いますし、脈々と続いて今の私たちが存在していることを考えると、家族への思いというのは、(海外でも)共通するものがあるんじゃないかと思います」と、<家族>をテーマにした本作ならではのコメントを寄せた。

 最後に、釜山滞在で楽しみにしていることを聞かれた柴咲は、「本当に残念なのですが、すぐ帰らないと行けなくて…」と、残念そうな表情を浮かべつつ、「釜山に来て、映画館や設備が発展して整っているなという印象を受けたので、次また訪れる機会があった時には、街を散策したいです」と、次回への期待をにじませた。

 日本公開に先駆け、釜山にて初の海外上映となる本作。現地では、9月18日と23日に公式上映が予定されている。

 映画『兄を持ち運べるサイズに』は、11月28日より全国公開。

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