日向坂46・河田陽菜、涙あふれる卒業セレモニー「みんな幸せになってね」 8年間の活動に幕
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約10分に及ぶスピーチを終えると、河田は全メンバーとともに「言葉の限界」を歌唱。多くのメンバーが涙を浮かべながら、卒業する河田を囲んだ。
キャプテンの高橋未来虹(高は正式には「はしごだか」)は「陽菜さんの人柄を表すようなあったかい曲で、沁みました」とコメント。二期生の松田好花、三期生の山口陽世、四期生の渡辺莉奈、五期生の大野愛実が、それぞれ河田との思い出を語った。
セレモニーも終盤、河田が「私の大好きな1曲です」と紹介した「JOYFUL LOVE」へ。日向坂のライブを象徴する楽曲で、河田はサイリウムが作り出す虹の光に包まれながらトロッコでアリーナを巡り、最後までファンに感謝を届けた。
その後、メンバー全員から花束が贈られ、五期生の大田、四期生の山下、三期生の上村ひなのが代表して涙ながらにスピーチ。二期生からも一人ずつ感謝の言葉が贈られた。金村美玖は、泣き虫だった河田が成長していく過程を見て「本当に尊敬する女性だなって思いました」と語り、小坂菜緒は「陽菜ちゃんが作ってきたものを守っていけるように、これからも日々頑張って活動していきたい」と言葉を寄せた。
最後に登場した松田好花は、目に大粒の涙を浮かべながら、河田とは会ったときから関係性が変わってこなかったことを振り返り、「本当に長い間活動してくれてありがとう」と感謝を伝えた。
観客からも「陽菜ちゃん、大好き」と声を寄せられ、メンバーがステージを後にしたあと、1人残った河田は「みんな幸せになってね。本当にありがとうございました。大好きです」と笑顔であいさつ。こうして卒業セレモニーは幕を閉じた。

