松山ケンイチ主演『テミスの不確かな法廷』、追加キャストに鳴海唯、恒松祐里らが発表 音楽情報&キービジュアルも解禁
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■鳴海唯(小野崎乃亜役)
本作品はリーガルサスペンスでありながら、人の性質が繊細にそしてユニークに描かれている新しいヒューマンドラマだと感じました。小野崎乃亜は、多くの人は救えなくても自身が出会った人の人生は救いたいという、強い正義感を持った人物だと思います。その正義感と現実の狭間で揺れ動き、心が何度も折れそうになる。そんな瞬間は私自身も経験があり、役との親和性を感じました。
そんな中で、特性を持ちながら真実を追求し続けている安堂に出会い、法律家として、人として、ゆるやかに成長し変化していく、その温かい人間模様に注目していただきたいです。
■恒松祐里(落合知佳役)
裁判官の落合知佳を演じます。恒松祐里です。感情に流されず、規則通りに仕事をする落合は、この地裁のある意味ツッコミ役的な存在です。いつも正論を言っている落合ですが、人間社会は色々な人の想いが絡まり合いながら成り立っています。その想いに耳を傾けられるようになるのか…。まだまだ成長途中の彼女を見守っていただきながら、ご視聴いただければと思います。
■山崎樹範(古川真司役)
検察官は証拠を元に起訴・不起訴、求刑を決めます。検察官にしか出来ない仕事です。人の人生を左右する重責と日々向き合う関係者の皆様に心から敬意を表します。正義を司る女神テミスは右手に剣、左手に秤を持っています。
正直に言えば私は演じていて恐怖を感じます。私の正義の剣がどれだけ人を傷付けるのか?秤に載った重りは人の人生を背負うだけの覚悟があるものなのか?人の外側は見えても内側は全く見えません。私は自分の後頭部を肉眼で見た事がありません。自分自身の事ですらよく分かっていないのです。この恐怖と戦いながら誠実に古川真司を演じたいと思います。
■市川実日子(津村綾乃役)
津村は、女性では極僅かしかいない執行官です。監督からは、法廷の中と外を行き来する存在で、理想だけで世界は変わらない事を、身をもって理解している人物だというお話がありました。
撮影中、まっすぐで大きい子犬のような松山さんを見ていたら、この脚本には、たくさんのテーマが潜んでいるのではないかと思うようになりました。どんな作品になるのか…楽しみにして頂けたら、うれしいです。
■和久井映見(山路薫子役)
台本を読み進めながら、松山ケンイチさんの演じられる清春君の、考え、思い、言葉に、とても引き込まれました。そして、登場人物それぞれの考え、思いや言葉。清春君がその人達との関わりや人生の中で、どんなふうに歩みを進めていくのか…。切なくもあり、あたたかくもあり…。どうぞ最後まで、ぜひご覧ください。
■遠藤憲一(門倉茂役)
クランクインする前、初めて裁判を傍聴した。窃盗事件や麻薬関連の裁判などいくつか見学したが、裁判長は被告に親身に語りかけたり、反省させるべく強く戒めたり、何とか更生に向かわせようとしていた。裁判とはもっと無機質なものかと思っていたが、法廷は人間くさい場だった。
今回のドラマ『テミスの不確かな法廷』は、このような現実の裁判に則しながら、エンターテイメント性を加え、さらに主人公は発達障害を抱えた裁判官だ。主演の松山ケンイチ君はこの難役を見事に演じきっている。とにかく見応え充分な作品になるだろう。
■古谷萌(キービジュアルデザイン)
「僕は宇宙人。」他の人たちとは異なる世界の見方をする主人公の姿を見て、重力の方向すら違うような感覚ではないかと空想しました。ずれた世界に生きづらさを感じながらも、独自のこだわりや想像力で接点を見出し、時に微笑む安堂清春を、スチールに焼き付けました。
■jizue(音楽)
昨年「宙わたる教室」でこのチームの皆様とご一緒させていただき、打ち合わせの際、これほど熱意のある方達の作るドラマは間違いなく素晴らしい作品になるんだろうなと感じた事を覚えています。
実際「宙わたる教室」がどれだけ素晴らしい作品だったかは言うまでなく、またこうして尊敬するチームの作品に携われる事を心から光栄に思いますし、ドラマと一緒に僕達の音楽も楽しんでいただければ幸いです。

