しんちゃんが“妖怪の国”へ迷い込む? 『映画クレヨンしんちゃん』最新作、26年夏公開&特別映像解禁
『映画クレヨンしんちゃん』シリーズの最新作『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々(ききかいかい)!オラの妖怪バケ~ション』が、2026年夏に公開されることが決定。併せて、夜空を見上げるしんのすけと色鮮やかな妖怪花火が描かれたスーパーティザービジュアル&特別映像、天狗の衣装に身を包んだしんのすけのアイコンが解禁された。
【動画】しんちゃんが父ひろしの故郷・秋田でバケ~ションのはずが? 『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』特別映像
1990年より「漫画アクション」で連載開始。1992年にテレビアニメの放送がスタートして以来、老若男女に愛され続けている大人気アニメ『クレヨンしんちゃん』。劇場版は1993年に第1作目『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』が公開されて以来、これまでに計32作品が公開されてきた。
今年公開された『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』では、踊る灼熱の国インドを舞台に、しんのすけたちカスカベ防衛隊が、歌って踊って大乱舞。ダンスエンターテイメント映画として日本中に笑いと感動を届けた。
そしてこのたび、『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ最新作『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』が、2026年夏に公開されることが決定。
シリーズ33作目となる本作の舞台は、日本でも海外でもなく…妖怪の国? 秋田県の夏の風物詩・大曲の花火大会を観に、ひろしの故郷である秋田へ行くことになった野原家。同じ頃、ある事件をきっかけに妖怪たちが妖怪の国から飛び出し、秋田や春日部…そして日本中で大暴れ? 妖怪の国に誘い込まれてしまった野原家は、どこか懐かしく、摩訶不思議な世界で予測不能な大冒険を繰り広げる。
そんな本作を手がけるのは、テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』演出を2022年から担当し、『映画クレヨンしんちゃん』では2024年から絵コンテ・パート演出を担当している渡辺正樹。
本作で映画シリーズ初の監督を務める渡辺は、「監督のバトンを受け継ぎ、プレッシャーとともに心から感激しております。今回は日本の原風景が残る妖怪の国を舞台に、天狗になったしんのすけが大活躍! 野原家がいろいろな妖怪と出会い、毎度のことながらハチャメチャでワクワクな展開が待っています」とコメント。
そして脚本は、テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の脚本を手掛けていた中村能子。「自分が子どもだった頃より、今は色々なことがあっという間に変わっていく時代になったと感じます。『昔の方が良かったこともある。でも今だって。そしてこれからもきっと――』そんな願いを胸に『映画クレヨンしんちゃん』の脚本を、緊張しながらも初めて書かせていただきました」と、初の映画シリーズへの参加に、強い想いを語った。
さらに、しんのすけ役の小林由美子も「父ちゃんの故郷、秋田を舞台にみんなも知ってるあんな妖怪やこんな妖怪がしんちゃんと一緒に大暴れ!! そこで繰り広げられる、妖怪としんちゃんの奇々怪々な物語とは…!! しんのすけとの不思議でゆかいな夏を皆様と過ごせる日が今から待ち遠しいです!!」と、本作の完成を心待ちにしている。
また、スーパーティザービジュアル&特別映像が解禁。「おぉぉ~」と声をあげながら、夜空いっぱいに広がる色とりどりの花火を夢中で見つめるしんのすけ。その花火の中に現れる、妖怪の姿と思しきさまざまな花火も打ち上がっている。愛らしくて好奇心をくすぐる妖怪たちは一体どのようにして、しんのすけと出会い、一夏の大冒険を繰り広げていくのか…?
ビジュアルに描かれたコピー“ゆかいで不思議な出会い。”からは、しんのすけ、そして野原家を待ち受ける、ワクワクの物語の幕開けが感じられる。
そして、緑と赤を基調とした天狗衣装を身にまとった“天狗しんのすけ”のアイコンも解禁。天狗のトレードマークである一本足の下駄に、帽子やしんのすけの背中から除く翼は、カンタム・ロボを模した衣装となっている。きりっとした表情のしんのすけの手には、狐の柄がついた羽団扇が。カラフルな火の玉とかっこいい天狗衣装のしんのすけが描かれている。
『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』は、2026年夏公開。
渡辺、中村、小林のコメント全文は以下の通り。

