『カリギュラ 究極版』高橋ヨシキ、コンビーフ太郎、辛酸なめ子によるコラボビジュアル&イラスト 岩井志麻子らの絶賛コメントも到着
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実在したローマ帝国の第3代目皇帝カリギュラの暴君ぶりを描いた伝説の問題作『カリギュラ』(1980)が、オリジナル公開から45年を経て、素材を再編集した『カリギュラ 究極版』が1月23日より公開。本作の公開を記念して、高橋ヨシキ、コンビーフ太郎、辛酸なめ子によるコラボレーションビジュアル・イラストと、一足早く本作の“洗礼”を浴びた著名人たちからのオピニオンコメントが到着した。
【写真】コンビーフ太郎、辛酸なめ子による『カリギュラ 究極版』コラボビジュアル&イラスト
1976年、ペントハウス誌の創設者ボブ・グッチョーネは、映画史上最高額の製作費を投じて“自主製作映画”『カリギュラ』を企画した。
セックスとアートを融合させ、史上最も退廃的とされる皇帝カリギュラを描く歴史大作として、脚本にゴア・ヴィダル、監督にティント・ブラスを起用。さらに、『時計じかけのオレンジ』のマルコム・マクダウェル、後に『クィーン』でアカデミー主演女優賞を受賞することになるヘレン・ミレン、『アラビアのロレンス』のピーター・オトゥールら英国の大物俳優が参加し、公開前から大きな期待を集めていた。
しかし、製作中にさまざまなトラブルに見舞われることに。完成時には製作費は2倍にふくれ上がり、脚本家やスタッフらが訴訟を起こす事態に発展。撮影完了後には、監督は解雇され、編集と音楽の担当はクレジットを拒否した。
トラブルを経て、1980年にようやく公開された『カリギュラ』は、観客だけでなくキャストにも衝撃を与える。グッチョーネが勝手にポルノシーンを付け加えていたり、勝手に脚本を書き換えたものが公開されてしまったからだ。批評家からは“価値のないゴミ”や“倫理的ホロコースト”と酷評され、フィルムは警察に押収され、わいせつ罪にも問われた。しかし公開時に異例の興行収入を記録し、今でも世界的に高い人気を誇っている。
そしてあれから45年。破棄されたと思われていたフィルムが奇跡的に発見され、90時間以上の素材を再編集した“本来の『カリギュラ』”よみがえる。映画史を震撼させた大暴君が当時とは異なるまったく新しい姿で、『カリギュラ 究極版』として公開される。
このたび、公開を記念して、高橋ヨシキ、コンビーフ太郎、辛酸なめ子らトップクリエイターによる「コラボレーションビジュアル・イラスト」と、一足早く本作の“洗礼”を浴びた著名人たちからの「オピニオンコメント」が一挙解禁となった。
今回コラボレーションビジュアル・イラストを手掛けたのは、アートディレクター・映画ライターとして絶大な支持を集める高橋ヨシキ、昭和レトロなタッチで人気を博すイラストレーター・コンビーフ太郎、そして鋭い観察眼でシュールな世界観を描く漫画家・コラムニストの辛酸なめ子の3名。
高橋ヨシキが手掛けたビジュアルは、血塗られた皇帝の肖像と「暴君再来」の文字が強烈なインパクトを放つ、赤を基調としたデザイン。暴力と芸術が融合した本作の世界観を見事に表現している。一方、コンビーフ太郎は「もしも昭和の時代に『カリギュラ 究極版』が公開されていたら?」と想起させるような、青を基調としたレトロな映画ポスター風のデザインに仕上げた。
そして辛酸なめ子は、劇中の衝撃シーンの数々を独自のタッチでイラスト化。「闇落ち&奇行が止まらない皇帝カリギュラ」「結局信じられるのは馬だけ」といった、核心を突くコメントと共に、狂気の皇帝・カリギュラの奇行をシュールに切り取っている。
さらに、各界の著名人からも絶賛コメントが続々と到着した。
作家の岩井志麻子は「私は何を見せられているのだろう→私はスゴいものを見ている→私は伝説の一員になれた」と、鑑賞中の心の揺れ動きを吐露。“全裸監督”こと村西とおるも、「お待たせし過ぎたかもしれません」とおなじみのフレーズと共に、「かつて人類が相まみえたことのないファンタスティックなエロティシズム映像」と本作を称賛した。
また、本作の宣伝に携わる予定だった故・叶井俊太郎プロデューサーの妻であり、漫画家の倉田真由美からもコメントが到着。「大掛かりな舞台のよう」「贅沢」と、その規格外の映像世界に感嘆の声を寄せている。
罵詈雑言、酒池肉林―。美と醜、聖と俗が混然一体となった『カリギュラ 究極版』。各界の識者たちをも狂わせるその「真の姿」を劇場で見届けたい。
映画『カリギュラ 究極版』は、新宿武蔵野館、TOHOシネ1月23日より新宿武蔵野館、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。
著名人(※50音順)のコメント全文は以下の通り。

