大東駿介主演『絶望できない男』9.17放送スタート 相武紗季&八村倫太郎が共演、主題歌はluv
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■相武紗季
大東演じる奥本を、聖母のような優しさで支え続ける春永洋子役の相武紗季。本作のオファーを受けた理由を「関西テレビでドラマを作るとお聞きして、ぜひ挑戦してみたいと強く思いました。カンテレのつくるドラマはスタッフの皆さんが片手間に作るのではなく、熱い思いをもって臨んでいるという印象が強いですし、その中で私も育ててもらった感覚があります」と振り返る。
大東との共演については「台本を読んで大東さんだとお聞きした時点で、もうイメージがはっきりと見えたんです。お会いしたときにはすでにそのままで、この作品の軸のようなものを完全に作り上げていらっしゃったので、かなり楽に現場に入り込めました。大東さんが引っ張ってくださっているのがすごく大きくて、ついていくだけでなんとかなるかなと思えました」と全幅の信頼を寄せる。
一方の大東も、相武について「学生時代から憧れていた同世代の女優さんです。20年の時を経て、さまざまな経験を積まれた“今の相武紗季”の魅力を間近で見せてもらいました。母性もあり、それが洋子という役に必要不可欠で、すごく甘えさせてもらった。ボロアパートで夕日に照らされる洋子を見た時に、“相武さんが洋子でよかったな”と心から感じたんですよね」と、長年の憧れと共演の喜びを語り、役柄そのままの確かな絆(きずな)をうかがわせる。
役作りについて相武は、「絶対的な安心感と優しさを意識しました。聖母のような女性じゃないと、この人にはずっとついていけないだろうなと。彼がおちゃらけているときは落ち着いて、現実に引き戻す役割になりたいと思っていました」と明かした。
型破りで泥臭い奥本の生き様を描く本作だが、相武自身もまた、決して平坦な道をスマートに歩んできたわけではない。自身の壁の乗り越え方について「もともと私は天才肌ではなく努力型なんです。学生時代にやっていた水泳でも、周りに速い方がいっぱいいる中で、自分に少し負荷をかけてやり続けて、数年後にようやく花開くような遅咲きタイプでした。今も途方もなく遠くに見えるゴールに対して、今できることをコツコツやっていたら、いつの間にか“乗り越えられていたかも”と思える感覚でやっています」と、泥臭く地道に努力を重ねてきた自身のルーツを明かす。
ヤクザに監禁されるなど、令和のテレビドラマとしては限界ギリギリを攻めた描写について聞かれると、「ぜひ若い方にも楽しんでほしいですね! 今だからこそできる面白いことや、時代のリアリティって出ると思うんです。“ドラマってこんなにパンチが効いてていいんだ”“こんなことやってて大丈夫?”と思われるぐらいの魅力で、記憶に強く残る作品になってくれたらいいなと思います」と、期待を込めて語る。
さらに、効率よくスマートに生きることが推奨される今の時代だからこそ、気持ちだけで突き進む奥本の姿が放つメッセージについて、「昔は自分を極限まで追い込んで、それでもやるんだという気持ちだけで乗り越えるような熱意がありましたが、今は薄れてきていますよね。だからこそ、強い気持ちを持つって大事だよね、という本作のいいところが伝わると嬉しいです」と、作品の根底にある熱量を語る。
最後に視聴者に向けて「生きるということに対して熱い気持ちを持ち続ける大切さを、このドラマから受け取ってほしいなと思います。私も強く生きようと思います」と力強いメッセージを送った。
