『ロッキー3』ミスター・T、プロデューサーは演技経験者を希望も…スタローンの言葉が支えに
『特攻野郎Aチーム』のコング役で知られるミスター・T。映画デビュー作となった『ロッキー3』の撮影時、シルヴェスター・スタローンが掛けてくれた言葉に励まされたという。Netflixドキュメンタリー『Untold ミスター・T「バカを哀れむ」』の配信を受け、Peopleのインタビューで当時を振り返った。
【写真】74歳になったミスター・Tの近影 『Untold ミスター・T「バカを哀れむ」』より
スタローンが監督・脚本・主演を務めた『ロッキー3』で、ロッキーに挑む挑戦者クラバー・ラングを演じたミスター・T。当時ボディガードだった彼は、演技未経験での抜てきだった。そうした中、2カ月間懸命にトレーニングを積んで撮影に臨んだところ、その努力に気付いたスタローンからこう声をかけられたそうだ。
「彼は、『君の姿勢が気に入った』と言い、『間違えてもフィルムは膨大にある。気にすることは何もない。君らしくいてくれたら良いんだ』と話してくれた。そのおかげで、リラックスできた」と明かした。
そして、「俺には演技経験がなかったから、彼にとって賭けだったのは分かっていた。プロデューサーたちは演技経験のあるような他のヤツを希望していた。だけどスタローンが『ダメだ。ミスター・Tが良い。彼には俺と同じものがある。あの粗削りな感じがいい。ストリート感があるところが好きなんだ』と説き伏せてくれた」と振り返り、「俺を信じてくれた。大金が掛かった仕事だから、期待に応えなければならなかった。俺はやり遂げた。彼が俺の仕事ぶりに感謝してくれたから、それだけで十分だ」と語った。
なお、ミスター・Tによると、そもそも『ロッキー3』のオーディションを受けたのも、スタローンの推薦があってのことだったそう。『Untold ミスター・T「バカを哀れむ」』では、オーディションについても言及。ジャマイカ出身という設定に苦心していた彼に対し、スタローンから「アクセントは忘れろ、ジャマイカのことも忘れろ。君のままがいいんだ。シカゴのサウスサイド出身のスラッガー、ミスター・Tでいてくれ」と伝言が届いたと明かしている。
第1弾の公開から50年となる『ロッキー』シリーズだが、昨年は、ロッキーのライバルであるアポロ・クリードを演じたカール・ウェザースが死去。ミスター・Tはインスタグラムでスタローンと3人で写る写真を公開し、「楽しい日々だった。人生とレガシー」と偲んでいた。
引用:「Mr. T」Instagram(@officialipitythefool)
