渡辺謙とM・マコノヒー共演 富士の樹海を舞台にしたガス・ヴァン・サント新作

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マシュー・マコノヒーが最新映画『Sea of Trees(原題)』へ出演することになった。マシューは、渡辺謙演じる富士の樹海で道に迷った日本人男性と友情を深めることになる自殺願望のあるアメリカ人役にキャスティングされたとVariety.comが報じている。
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『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『永遠の僕たち』のガス・ヴァン・サントがメガホンを取る同作は、クリス・スパーリングが脚本を、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のギル・ネッターがプロデュースをそれぞれ手掛ける。
『ダラス・バイヤーズクラブ』で実在したエイズ患者を演じてアカデミー賞にもノミネートされているマシューは、『10日間で男を上手にフル方法』『恋するレシピ~理想のオトコの作り方~』への出演後、ラブコメ作への出演を意識的に避けているのだと以前に明かしていた。
「同じことを何度も繰り返しやるつもりはないよ。ラブコメの脚本を読んでいたし、僕も気に入っていたんだ。でももうちょっと自分を怖がらせてくれるような作品をやりたくなったんだよ。『ノー』を6ヵ月間言い続けたら、1年間(オファーが)何もこなくなったよ。それで何かが変わったんだ。僕は匿名性を得て、突然ウィリアム・フリードキン(監督)が僕を『キラー・スナイパー』に持って来いだと思ったり、スティーヴン・ソダーバーグが『マジック・マイク』に起用しようと考えてくれるようになったわけさ」。
『ダラス・バイヤーズクラブ』と『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の公開が各国で始まっているマシューには、クリストファー・ノーランの最新SF作『インターステラー』が次回作に控えている。