<第37回日本アカデミー賞>最優秀アニメーション作品賞は『風立ちぬ』、鈴木敏夫が「複雑です…」

第37回日本アカデミー賞授賞式が7日に行われ、『風立ちぬ』が最優秀アニメーション作品賞を受賞した。
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『風立ちぬ』は、受賞こそ逃したが、第86回アカデミー賞の長編アニメ部門にノミネートされた宮崎駿監督の最新作。零戦の開発者・堀越二郎の半生に、堀辰雄の小説「風立ちぬ」を重ね合わせ、宮崎監督が初めて実在した人間をモデルに約30年の物語を紡ぐ。
同作のプロデューサー鈴木敏夫氏は「ありがとうございます。と言いつつ複雑です…」と苦笑い。「スタジオジブリは、2013年に『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』を作っておりまして…同じ年に2本作るものじゃないと教訓を得ました」とコメントした。
<日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞:作品一覧(★が最優秀賞受賞作)>
『かぐや姫の物語』
★『風立ちぬ』
『キャプテンハーロック』
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』
『ルパン三世 vs 名探偵コナン THE MOVIE』