ディズニー『美女と野獣』実写映画化、『ドリームガールズ』監督がメガホン

アンジェリーナ・ジョリー主演『マレフィセント』(14)など、ディズニー・アニメのキャラクターの実写映画化が盛んな中、1991年作品『美女と野獣』の実写映画化が進行しているという。映画『ドリームガールズ』(07)のビル・コンドンが監督を務めるとVarietyが伝えた。
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ディズニーでアニメ化された『美女と野獣』は、フランス民話を基に、心を閉ざした野獣が心優しい美しい娘ベルと出会い、真実の愛で呪縛を解かれるというストーリー。ディズニー・アニメの中でも人気が高く、最近ではイギリスの映画誌「Total Film」のオンライン版で発表された「最高のアニメ映画75」で3位にランクインしている。アニメ映画史上初めてアカデミー賞作品賞にもノミネートされた秀作だ。
実写映画化ではマンデヴィル・フィルムズがプロデュースを手掛け、ディズニー・アニメ『ティンカー・ベルと月の石』(09)やディズニーのオリジナル・ビデオ・アニメ『リトル・メーメイドIII/はじまりの物語』(08・未)のエヴァン・スピリオトポウロスが、脚本を担当するとのこと。
コンドン監督は『ドリームガールズ』のほか、ミュージカル映画『シカゴ』(03)で脚本を手掛けているとあり、『美女と野獣』の実写映画化がミュージカル要素を含むかどうかも気になるところ。キャスティングや音楽などの詳細は不明。
ディズニーは現在全米公開中の『マレフィセント』が、世界興行収入1億7000万ドル(約174億円)を超える大ヒット。ジョン・ファブロー監督で『ジャングル・ブック』、ケネス・ブラナー監督で『シンデレラ』の実写映画化も進めている。