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ケヴィン・コスナー、『フィールド・オブ・ドリームス』25周年で懐かしの野球場再訪

映画

ケヴィン・コスナーの代表作『フィールド・オブ・ドリームス』全米公開から25周年(場面写真より)
ケヴィン・コスナーの代表作『フィールド・オブ・ドリームス』全米公開から25周年(場面写真より) (C)AFLO

 俳優になる前はプロ野球選手を目指したこともあるというケヴィン・コスナーが放ったヒット映画『フィールド・オブ・ドリームス』(90)。本作の25周年を記念して、映画の舞台となった米アイオワ州ダイアーズビルの野球場で記念イベントが開催され、ケヴィンが懐かしのフィールドを再訪したそうだ。

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 アメリカでは1989年に公開された本作。ケヴィンはローカル紙The Demoines Registerとのインタビューで「無視していた心の声に耳を傾ける大切さを描く不思議な魅力のあるストーリーなんだ」と語っている。

 現地には7歳と5歳の息子ケイデンとヘイズ、4歳の娘グレイスを連れてきたケヴィン。本作を観たことがないという子供たち3人を「とっておきの時に連れてきたかった」と話していたそうで、2人の息子たちとはイベントの前にキャッチボールをする姿も見受けられたという。

 本作の撮影のために作られ、以後、地元に欠かせないランドマークとなったイベント会場の野球場には、1万2000人近い映画ファンが集結。ケヴィンやケヴィン演じる主人公レイ・キンセラの義理の兄弟マークを演じたティモシー・バスフィールドらが参加したオールスター・チームのソフトボール対抗戦を観戦したという。

 ソフトボール大会の後は、レイの父親ジョンを演じたドワイヤー・ブラウンとスポーツキャスターのボブ・コスタスを交えてQ&Aセッションが開催された。その後、ケヴィンが「アイオワの小さなとうもろこし畑に座り、照明が落ちたら映画を観るんだ」とQ&Aで語っていたように、『フィールド・オブ・ドリームス』の屋外上映会が開かれたそうだ。

 本作は「それを作れば彼がやってくる」という声を聞いた農夫のレイが、とうもろこし畑を潰して野球場を作り始めるというストーリー。周囲に変人扱いされながら信念の赴くままに行動したレイと彼を支えた妻や家族に訪れる奇跡、そして親子の愛を描き、アメリカや日本などで大ヒットし、ケヴィンの代表作の1本となった。

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