レオナルド・ディカプリオ、気候問題で国連の平和大使に

かねてより環境保護活動に力を入れてきた俳優のレオナルド・ディカプリオが、気候変動について啓発する国連平和大使に任命された。現地時間9月16日、国連の潘基文事務総長が発表した。
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1998年にレオナルド・ディカプリオ財団を設立したレオ。以来、環境保護や災害救助など様々な課題に取り組んできたが、今後はまた一つ大きな舞台で啓発活動を続けることになる。
レオは国連が発表した声明の中で、「気候変動に関する国連平和大使の役目を賜り、世界が直面する最も重要な問題の一つに取り組むべく国連事務総長をサポートできることは光栄なことです」とコメント。
「人類の歴史の中で重要な時期にある今、声を掲げる道徳的な責任が自分にはあると感じています。今こそ行動を起こす時です。今後、我々がどのように気候危機に対処するかが人類と地球の運命を定めることになるでしょう」と、気候問題に警鐘を鳴らした。
レオは事務総長に招待され、現地時間23日に米ニューヨークの国連本部で開催される気候サミットで演説する予定だという。