真田広之「日本と世界の架け橋になりたい」 来年の日本映画出演も示唆

スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のテレビドラマ『エクスタント』の特別試写会が4日、都内にて行われ、現在アメリカで俳優活動を行っており、本作にも出演している真田広之が登場。今後の目標などを語った。
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今回、3ヵ月ぶりの来日となった真田。帰国後は、日本舞踊の師匠に挨拶に行き、そのまま一緒に居酒屋へ行ったという。居酒屋ではどんなものを頼むのかと問われ「基本、メニューはマスターに任せる。また、やってきたメニューに合わせたお酒を選ぶのも楽しみの一つにしています」と笑みを浮かべ、帰国した際の楽しみを明かした。
本作の出演は、スピルバーグがプロデューサーに真田を推薦していたことがきっかけだったとのこと。真田は「スピルバーグさんとは以前、ある映画の企画で進めていたものがあって、何度かお会いしていた」と述懐し、「共演する(主演の)ハリー・ベリーさんも素晴らしい方なんで、さすがに断れない…」と続け、会場から笑いを誘った。
年明けから本作の準備にかかり2月から7月は撮影。他作品への出演もあったが、日本語バージョンの録音も含め2014年はほとんど『エクスタント』にかかりきりだったそうだ。「来年の目標はありますか?」という司会者からの質問に「来年は日本映画に出たいと思っています」と声高に宣言。会場からは拍手が挙がった。さらに真田は「今後はいい形で世界のマーケットとコラボができれば」と抱負を語っていた。
本作は全米CBSネットワークで今年7月から9月に放送されたSFサスペンス。女性宇宙飛行士・モリーは宇宙ステーションで単独任務に参加した後、地球に生還。帰還後、不妊症であるにもかかわらず妊娠したことに驚く。そんなモリーと夫のジョン(ゴラン・ヴィシュニック)に近づくヤスモトを真田が好演している。
日本ではWOWOWにて2015年4月から放送。なお、全米では2015年に第2シーズン放送が決定している。