剛力彩芽、初サスペンスドラマ出演は松本清張作品! 50年ぶりに異色作が映像化

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テレビ東京開局50周年特別企画として、松本清張ドラマ 『黒い画集-草-』が、村上弘明、剛力彩芽、陣内孝則の共演で放送されることが決まった。原作は1960年に発表された中編小説で、今回、50年ぶりの映像化。剛力は初のサスペンスドラマ出演が松本清張作品となる。
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本作は、地域での評判が高い総合病院を舞台にした医療サスペンス。出版社編集長の沼田一郎(村上)が意識不明で運び込まれた病院で次々と怪事件が発生する。親密な関係がささやかれていた院長・朝島憲一郎と看護師長・雨宮順子は失踪し、順子へのストーカーが噂された薬剤管理室長・堀村泰晴は遺体となって発見される。自殺の線で捜査は進んでいくが、刑事・桐嶋英司(陣内)は他殺を疑う。
清張作品への出演が17年ぶりとなる村上は、本作について「現場でスタッフと『現代の社会状況を松本清張は予見していたみたいだね』という話になりました。この作品は“松本清張が過去から現代へ送った診断書”とも言えると思います」と見解を述べる。
剛力は「清張作品出演させていただくことにずっと憧れを抱いておりましたのでとても嬉しく思いました」とオファーを受けたときの心境を吐露。そして、「サスペンスドラマに出演させていただくにあたりまして、お芝居の中にどう馴染めるのかワクワクしながら撮影させていただきました」と振り返り、「サスペンスは特に少しの表情、行動でどう見えるかがすごく変わってしまうと思うので、悩みながら役作りさせていただきました」と明かした。
清張作品初出演の陣内は「清張先生が北九州出身ということもあり、九州が舞台という作品も多いので、福岡弁が生かせるのかな? と期待しましたが…でもすごく嬉しかったです。清張作品で面白くない物なんてないですからね」とコメントを寄せている。
テレビ東京系ドラマ『黒い画集-草-』は、2015年3月放送予定。