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田中麗奈、井上真央と『ゲゲゲ』以来8年ぶり共演「かわいらしく、聡明な方」

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『花燃ゆ』奥御殿編スタジオ取材会の様子
『花燃ゆ』奥御殿編スタジオ取材会の様子 クランクイン!

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松坂慶子

 NHK大河ドラマ『花燃ゆ』奥御殿編スタジオ取材会が11日に行われ、出演者の井上真央、田中麗奈(銀姫役)、松坂慶子(都美姫役)が登壇。男性たちの中で囲まれていた主人公の文が、今度は逆に女性たちの中に飛び込んでいく奥御殿編について、井上が見どころを語った。

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 奥御殿編に入ると文はその名を捨て、美和という名前で新たな人生を切り開いていく。井上は「“奥”に入って、たくさんの女性たちに囲まれて、美和は試練を乗り越えていきます。“奥”という場所にたどりつき、どのように乗り越えていくのかを見ていただければ」とアピール。また、「今まで待つことしかできなかった文が、奥の世界に飛び込んで、女性としてすごく成長していきます。女性には女性のバトルがあるが、根底には女性は平和を願っているというのが共通している」と語る。

 さらに井上は「静かな恐さみたいなものが“奥”にはあって、笑いながら厳しいことを言っていたりする。男性たちの中ではなかったことですが、演じながらゾクっとしてしまうこともある。ただ、女性たちが多いとカメラがまわってないときはなごやかで、マッサージしあったり、体にいいものを配りあったりするのが楽しい」と明かした。

 井上の印象について田中は「真央さんとは私が猫娘(『ゲゲゲの鬼太郎』(07))だったときに共演しました。そのころ真央さんは、10代の少女だったのですが、それよりも“素敵な女優”さんという印象を受けました。今回共演できてうれしく思っています。かわいらしく、聡明な方だと思います」と評価。松坂は「かわいいので優しくしてしまう。しっかりもので芯のある女性。頼りになるような存在で尊敬しています」と評価した。

 本作は、吉田松陰の妹で久坂玄瑞の妻となった杉文が、幕末の長州藩の運命に翻弄されていく姿を描く。奥御殿編では、毛利家の“大奥”で勤めることになる文が、毛利元昭の養育係までのしあがっていく。

 『花燃ゆ』はNHK総合にて毎週日曜20時放送。

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