猛暑日にブレザーなしで登校したら“犯罪者扱い” 学生の母親激怒

36.7℃の猛暑日、イギリスの学生クリッシー・ファルコナーは制服のブレザーを着用せずに登校した。しかし彼の通う高校に着いた時、彼は授業に出席しないよう告げられ、制服に関する規則を破ったことにより一日中隔離されていたという。ファルコナーの母親はこれに激怒。その思いを語った。
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Mailonlineによると、その日、母親のクレア・ファルコナーは、娘が通う小学校で制服を着用しなくてもよいという許可がおりたことを受け、息子にもブレザーを家において行くよう話したという。
「これは健康や安全に関すること。自分の子どもが暑さで倒れる姿なんて誰も見たくないでしょう。クリッシーは本当に良い子なのに、ブレザーを着ていないという理由だけで犯罪者扱いするなんて腹が立ちました。こんなの常識なのに」とクレア。
またクレアが学校側に回答を求め出向いた時、そこに出てきたのはTシャツに短パン姿の副学長だったという。「副学長はTシャツと短パンでした。あまりの偽善に信じられない。こんなに騒いでおいて、短パンでうろうろしているなんて」と語った。
異様にも、校長代理のニコラ・ベイリスは、生徒達は授業中や休み時間にはブレザーを着用しなくてもよいが、持ってこなくてはいけないと話している。「私たちはこの制服をとても誇りに思っているし、生徒達も着用し、当校の生徒であると示すことに誇りを持っています。7年生の生徒達は、9月からの学期の始まりに向けて準備をしている最中。制服の規範を示したかった」と話している。