『パシフィック・リム』続編、タイトルは『パシフィック・リム』ではない?

怪獣と巨大ロボットの戦いを描いたギレルモ・デル・トロ監督のSFアクション大作『パシフィック・リム』。続編の撮影スケジュールと衝突するためDCコミックの『ジャスティス・リーグ』実写化から降板したというデル・トロ監督だが、続報によると第2弾のタイトルに『パシフィック・リム』の文字がない可能性が出てきたようだ。
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第2弾の正式タイトルは決定していないものの、Global Newsによると『Maelstrom/メイルストロム(原題)』の仮題でプロダクションが進んでいるという。「Maelstrom」は「大渦巻き」や「大混乱」という意味があるが、ストーリーとの関連性は不明だ。
昨年のColliderとのインタビューでデル・トロ監督は、第2弾の方向性が「1作目とは全く違う」と語っていた。今月、Yahoo!Moviesとのインタビューでは11月から撮影が始まり、ストーリーの終盤に映画史上に残るような凄い戦闘が描かれると明かしていた。また新作『Crimson Peak(原題)』を引っ提げてサンディエゴ・コミコンに出席した際には、第2弾は1作目から数年経っている設定で、怪獣にフォーカスしていると語っていたという。
『パシフィック・リム』続編は当初の2017年4月から2017年8月4日へ全米公開が先送りになった。撮影は1作目と同じカナダ・トロントのパインウッド・トロント・スタジオで行われる予定。前作のキャスト、チャーリー・ハナムや菊地凛子の出演は未定。