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『ジュラシック・ワールド』スピルバーグはなぜ新人監督を抜擢したのか?

映画

『ジュラシック・ワールド』主演のクリス・プラットとコリン・トレボロウ監督
『ジュラシック・ワールド』主演のクリス・プラットとコリン・トレボロウ監督(C)2015 Universal Pictures

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コリン・トレボロウ

スティーヴン・スピルバーグ

 『ジュラシック・パーク』から22年、シリーズ最新作となる『ジュラシック・ワールド』がいよいよ8月5日より日本公開となるが、スティーヴン・スピルバーグが新人監督コリン・トレボロウを抜擢した理由が判明した。キーとなったのはコリンの『彼女はパートタイムトラベラー』のラストシーンだという。

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 本作は6月12日に全米をはじめとした66の国と地域で封切られ、全世界オープニング興収5億2410万ドルという破壊的な数字を樹立。公開7週目を迎えた7月21日(現地時間)には全世界興行収入が15億2200万ドルを突破し、『アバター』、『タイタニック』と並んで世界歴代興行収入ランキング3位を記録した。

 製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグ、プロデューサーのフランク・マーシャル、パトリック・クローリーの3人は、シリーズが受け継いできた精神と財産に敬意を表すと同時に、さらに創造性を高めることができる監督を探し続けた結果、新人のコリン・トレボロウを抜擢。

 スピルバーグは起用理由について「コリンの『彼女はパートタイムトラベラー』のラストシーンを見て、『ジュラシック・ワールド』の監督はコリンしかいないと思った。あのシーンには椅子から飛び上がりそうになるほど驚いたよ。彼は製作者としても映画ファンとしても本当に熱心で、しかもストーリーを語ることができる。面談で『ベストを尽くします』とだけ言って終わる人間じゃないんだ」と説明する。

 「『ジュラシック・パーク』の公開日は学校が夏休みに入る前日だったから今でも鮮明に覚えている。その時の気持ちもね」と作品への思い入れを明かすコリン監督は、「撮影中、自分が生徒のような気がしてならなかった。スティーヴンの作品に敬意を表した映画を作る自信はあったけど、それでも映画製作と『ジュラシック・パーク』について無料の特別レッスンを受けたようなものだったよ。」と振り返った。

 映画『ジュラシック・ワールド』は8月5日より全国公開

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