<アカデミー賞>監督賞は『レヴェナント:蘇えりし者』アレハンドロ・G・イニャリトゥ 2年連続受賞

日本時間29日、第88回アカデミー賞授賞式がアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催され、最多12部門でノミネートされた『レヴェナント:蘇えりし者』(4月22日公開)のアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督賞に輝いた。
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『レヴェナント:蘇えりし者』は実話をベースに、イニャリトゥ監督が脚本を執筆。狩猟中に熊に襲われ瀕死の重症を負ったハンターが仲間に裏切られた挙げ句、最愛の息子まで殺され、復讐を誓ってサバイバルを繰り広げるさまを描く。レオナルド・ディカプリオ主演で極寒の大自然の中、自然光だけを使い9ヵ月間かけて撮影に臨んだ。
イニャリトゥ監督は菊地凛子が助演女優賞にノミネートされた『バベル』(07)でアカデミー賞監督賞に初ノミネート。昨年の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で初の監督賞を受賞し、今回で2度目、2年連続の受賞となった。
<アカデミー賞監督賞:候補者一覧(★が受賞者)>
■監督賞
アダム・マッケイ/『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
ジョージ・ミラー/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
★アレハンドロ・G・イニャリトゥ/『レヴェナント:蘇えりし者』
レニー・アブラハムソン/『ルーム』
トム・マッカーシー/『スポットライト 世紀のスクープ』