<日本アカデミー賞>本木雅弘、昭和天皇役で最優秀助演男優賞!「もがきあがいて、やり切った」
第39回日本アカデミー賞授賞式が4日、都内で行われ、本木雅弘が『日本のいちばん長い日』で最優秀助演男優賞を受賞。引き締まった表情でスピーチに立った本木は、「もがきあがいて、なんとかやり切った」と受賞を喜んだ。
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『シコふんじゃった。』(第16回)、『おくりびと』(第32回)で最優秀主演男優賞を2度受賞している本木だが、今回、昭和天皇と原子力設計士と全く違った役に挑み、俳優として新境地を開拓する年となった。とくに昭和天皇役は、義母にあたる女優・樹木希林の後押しが大きかったといい、「苦しい時の義母頼み、長生きしてもらいたい」と感謝。すると、樹木から、「一家の主ですから、しっかり仕事してほしい。放っておくと、ずっと働かないですから」とゲキを飛ばした。
また、原田眞人監督からのオファーに感謝の意を表しながら本木は、「ささやかな入口から、こんなありがたいことが起こるとは撮影中は思ってもいなかった。もがきあがいた役づくりでしたので、ちょっと詰めが甘くて心配している部分もありますが、なんとかやり切ることができました」と述懐。さらに、「自分は力むタイプですが、50代を迎え、少しは肩の力を抜けていきそうな気配がしています。これからはうまく時代の風を掴みながら楽しんで芝居をしていきたい」と決意を新たにしていた。
<日本アカデミー賞優秀助演男優賞:男優一覧(★は最優秀賞受賞者)>
浅野忠信『母と暮せば』
新井浩文『百円の恋』
伊藤淳史『ビリギャル』
染谷将太『バクマン。』
本木雅弘『天空の蜂』
★本木雅弘『日本のいちばん長い日』
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