『死霊館 エンフィールド事件』続編不発ジンクスを破り大ヒット

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低予算ながら口コミで広まり大ヒットとなったジェームズ・ワン監督の『死霊館』。その続編で「ポルターガイスト」の概念を世に知らしめることになった怪奇事件を題材にした『死霊館 エンフィールド事件』が先週10日(現地時間)で全米公開され、週末興収約4040万ドル(Box Office Mojo調べ。約42億8100万円)の大ヒットとなった。
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不発になる続編が多い中、『死霊館 エンフィールド事件』は10日から12日の3日間で、1作目の『死霊館』が2013年に上げた北米オープニング興収4180万ドル(約44億3080万円)に迫る興収を上げたと、Box Office Mojoは伝えている。
日本では7月9日より全国公開が予定されている『死霊館 エンフィールド事件』。ヨーロッパや韓国、フィリピンなどのアジア、ブラジルなどの南米でも公開されており、世界興収はすでに製作費4000万ドル(約42億3900万円)の倍となる9100万ドル(約)を超えた。
前作に引き続き、ワン監督がメガホンを取った『死霊館 エンフィールド事件』。1970年代の英ロンドン北部エンフィールドを舞台に、“史上最長期間続いたポルターガイスト現象”に挑むウォーレン夫妻の姿を描く。
前作に引き続き、夫妻役の女優ヴェラ・ファーミガと俳優パトリック・ウィルソンが出演する他、映画『ハンター』(12)のフランシス・オコナーが怪奇現象に悩まされるシングルマザーのペギーを、映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(16)の注目子役マディソン・ウルフが、悪霊に憑りつかれる少女ジャネットを演じる。