向井理、舌をペロッと出すしぐさは「抵抗しかない」 木村文乃は“本質”を見抜かれる!?

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俳優の向井理が4日、都内にて行われたTBS系ドラマ『神の舌を持つ男』の制作発表に、共演の木村文乃、佐藤二朗、監督の堤幸彦、脚本家の櫻井武晴ともに登壇。向井は“神の舌=絶対舌感”を持つ男・朝永蘭丸役を演じ、劇中舌をペロッと出すシーンが印象的とのことだが、そのシーンには「抵抗しかないですね」と口にした。
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『ケイゾク』『SPEC』などで知られる堤幸彦が構想に20年を費やし、原案・監督を務める本作。ドラマの舞台は全国の秘湯と呼ばれる温泉地。ひょんなことから知り合った3人の男女、蘭丸(向井)、光(木村)、宮沢(佐藤)が、一台のボロ車に乗り温泉宿で寝食を共にしながら、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探し求めて日本全国を旅するコミカルミステリー。堤監督の作品ならではの、オールロケで撮影が行われている本作。向井は「体力的には今までやってきた中で3本の指に入る、いや1本の指に入る大変さでした」と苦笑い。
木村が演じる光は「寝相はすごく悪いです」というほか、いびき、舌打ちなど、これまでのイメージにはない役柄だが、「彼女の本質を見抜いた」という堤監督によると、「光役は当て書き」だという。
今回の一見デコボコの3人だが、堤監督によると、映画『幸福の黄色いハンカチ』の主演3人(高倉健、桃井かおり、武田鉄矢)のイメージとのこと。また佐藤演じる宮沢と向井演じる蘭丸は兄弟のような関係にも見えるが、佐藤によると自分が弟だという。また「のび太とドラえもんのような関係」とも。「のび太はドラえもんに何かあるとすぐに頼るじゃないですか。蘭丸に対してはそういう感じです」とのこと。
また、この日の特別ゲストとして主題歌を歌う演歌歌手の坂本冬美も登場。今回の主題歌起用に坂本は当初「うそでしょ」と思ったという。「向井くんの主演ドラマでなぜ演歌?」と驚いたというが、向井は「初めて曲を聴いた時、いろんなロケの場所を思い浮かびました。世界観がよく合っていました」と語った。
ドラマ『神の舌を持つ男』はTBS系にて、7月8日22時よりスタート。