西田敏行「大丈夫。万全です」 復帰後、公の場に初めて登場

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俳優の西田敏行が27日、歌舞伎座で開催されたディズニー実写映画『ジャングル・ブック』のジャパンプレミアに、共に吹替えを務めた宮沢りえ、松本幸四郎、伊勢谷友介らと共に出席。西田は4月に頸椎亜脱臼の手術、そして5月に胆のう摘出手術を受け療養していたが、復帰後初めて公の場に登場となった。報道陣に体調を聞かれると、「大丈夫。万全です」と笑顔で答えていた。
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洋画のプレミアイベントが歌舞伎座で行われるのは、120年を超える歌舞伎座の歴史上初めてのこと。タイトルにちなんで、歌舞伎座もジャングル風にグリーンにライトアップされた。
本作は、ラドヤード・キプリングによる名作を実写化したアドベンチャードラマ。ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられた少年モーグリが、一匹のトラとの出会いを通して壮大な冒険に身を投じる様子を描く。人間モーグリ少年以外は、動物も大自然も全てCGで描かれている。
ジョン・ファヴロー監督は歴史ある歌舞伎座でのプレミア上映について「光栄であり名誉に思います」と挨拶。2000人もの候補から抜てきされた新星、主演のニール・セティは今回が初来日で、笑顔を振りまきながら登場し、観客から大きな拍手で迎えられた。
演技は未経験のニールだが、ブルーバックでの撮影について「監督がすべて教えてくれたので、自由に楽しく演じることが出来た」と撮影を振り返った。また、クマのバルーの背中に乗って川遊びするシーンは大のお気に入りのシーンだと告白。これにはバルーの声を担当した西田は「サンキュー!」と大喜びしていた。
宮沢は作品について「みずみずしいダイナミックな生命力に溢れた作品。学ぶべきところがたくさんあった。モーグリが挫折を乗り越えてドンドン成長していく。私もそんな深い愛情を持てる人になりたい」と語った。
映画『ジャングル・ブック』は8月11日より全国公開